• 2020/06/10
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Webプロデューサーとは? 気になる業務内容など詳しく解説

  • マーキャリ 編集部
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「Webプロデューサー」という仕事はご存知でしょうか。プロデューサーという言葉自体はよく耳にしますが、実際にどのような仕事に携わっているのかわからない方も多いのではないでしょうか。Webプロデューサーとは、Webコンテンツの企画はもちろん、事業全体を統括する最も重要な存在となります。本記事ではそんなWebプロデューサーという職業の詳しい仕事内容はもちろん、必要な資格やスキル等についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「Webプロデューサー」とは?

「Webプロデューサー」とは一体どんな職業なのでしょうか。 Webプロデューサーとは、事業全体はもちろん、企画設計をまとめるWebコンテンツの責任者となります。そもそもWebコンテンツ制作は大きく4つに分けることができます。下記より順に解説していきます。

事業計画

事業全体の計画をする段階です。世の中の流れなどを分析、どのようなコンテンツが必要とされているのか、何を制作するべきなのかをクライアントなどを交えて計画します。

企画設計

事業全体の計画が決まった後、どのような企画を設計するのかをWebプロデューサー、ディレクター、プランナーなどを中心に企画立案会議などで決定していきます。今後の制作の全てが決まるという段階になるので、クライアントなども交えて何度も企画設計をする場合もあります。

コンテンツ制作

企画設計が終わった後、実際にコンテンツの制作に移ります。コンテンツ制作はWebディレクターを責任者とし、デザイナーやコピーライター、コーダー、プログラマーなどのチームで行います。

運用改善

コンテンツ制作後、実際に売り上げの管理やアクセス解析、運用後の改善なども行います。


以上の4つに分けられます。

Webディレクターとの違いとは?

Webプロデューサーとは、事業全体はもちろん企画設計をまとめるWebコンテンツの責任者とご説明をしましたが、先ほども名前が上がったWebディレクターとの違いはなんでしょうか。Webプロデューサーは事業計画や企画設計、Webディレクターはコンテンツ制作や運用改善の責任者となっています。簡単にいうと、企画全体に関する責任者がWebプロデューサーとなり、コンテンツなどの実際の制作に関する責任者がWebディレクターです。


Webプロデューサーは企画全体の責任者となるので、コンテンツ制作の根幹を担う重要な役割の1つといえます。下記で詳しい仕事内容について解説をしていきます。

詳しい仕事内容とは

Webプロデューサーとは、事業全体をまとめるWebコンテンツの責任者となり、コンテンツ制作の根幹を担う重要な役割があります。ここからは実際に携わる業務となります。下記がWebプロデューサーが実際に携わる業務になります。

企画立案(企画設計)

最初にクライアントからの依頼をもとに、どのようなコンテンツを制作するかを企画立案会議で決定します。Webプロデューサーはクライアントが望んでいるコンテンツや要望などを伝えて、最適なコンテンツを制作できるようアイデアを練り、全体の意見をまとめて企画を固めます。全体の企画がある程度決まった時点でプランナーも交えて詳細な企画設計を行うことになります。

制作スタッフの選定

企画立案会議を経て、実際に制作をするコンテンツが決定した段階で制作スタッフの選定を行います。制作スタッフの選定ではプランナーやディレクターを交えて最良なコンテンツ制作を行えるように話し合ってデザイナーやエンジニアなどを決定します。

制作全体の進行管理

実際のコンテンツ制作に入った際、プロデューサーはディレクターと進捗を確認しつつ制作計画が滞りなく進んでいるのかを確認、必要であれば制作スタッフなどと打ち合わせを行って、クライアントが求めるコンテンツが制作できているのかをチェックします。

制作物の最終チェック

実際にコンテンツが完成した段階でディレクターなどを交えて制作物のチェックを実施します。企画設計通りのコンテンツが制作できているか、クライアントの要望を反映できているのかなどを厳しくチェックします。


以上になります。実際のコンテンツ制作現場での責任者はディレクターとなりますが、事業企画全体の責任者であるプロデューサーも進捗管理やクオリティチェックなどに携わることになりますので、非常に多忙な仕事だといえます。次にWebプロデューサーに必要な資格やスキルについてご紹介します。

必要な資格やスキルについて

ここからはWebプロデューサーとして働くために必要な資格やスキルについてご紹介していきます。大前提としてWebプロデューサーになるために特別な資格などは必要ありません。ただ、上記でもご説明をしたようにWebプロデューサーは事業企画全体の責任者のため制作側だけでなく、クライアント側の考えも理解した上で業務を進める必要があります。様々な業務に携わることになるWebプロデューサーには、これまで培ってきた経験やスキルが必要不可欠となります。具体的には下記のようなスキルです。


・クライアントとの折衝能力

・外部パートナーとの交渉能力

・チームメンバーのマネジメント能力

・スケジュール・予算管理能力

・プレゼンテーション能力


また、実際の制作現場で進捗管理も行いますので上記以外にもWebコンテンツにまつわるデザインソフト(PhotoshopやIllustrator)やコーディング(HTMLやCSS)の基本的な知識も必須だといえるでしょう。

Webプロデューサーになるためには

Webプロデューサーはクライアントと制作側の両方の考えを理解して業務を進めるため、様々な知識や経験が必要となるとご説明をしました。基本的には大学や専門学校などでWebコンテンツにまつわる基礎知識を身につけた後、実際の制作現場で経験を積みながらプランナーなどの段階を経てWebプロデューサーを目指していくのが一般的です。

まとめ

最後に記事のおさらいをします。Webプロデューサーとは、Webコンテンツの企画はもちろん事業全体を統括する最も重要な存在となります。そもそもWebコンテンツ制作は下記のような4つに分けられます。


・事業計画

・企画設計

・コンテンツ制作

・運用改善


この事業計画や企画設計を担当する責任者がWebプロデューサーです。Webプロデューサーとは、事業全体をまとめるWebコンテンツの責任者となり、コンテンツ制作の根幹を担う重要な役割があります。下記が主な業務となります。


・企画立案(企画設計)

・制作スタッフの選定

・制作全体の進行管理

・制作物の最終チェック


このようにコンテンツ制作の根幹を担うWebプロデューサーとして働くために必要な資格などは特にありません。しかし、様々な業務に携わることになるWebプロデューサーには、これまで培ってきた経験やスキルが必要不可欠となります。


・クライアントとの折衝能力

・外部パートナーとの交渉能力

・チームメンバーのマネジメント能力

・スケジュール・予算管理能力

・プレゼンテーション能力


上記に加えて実際の制作現場で進捗管理も行いますので、Webコンテンツにまつわる基本的な知識も必須だといえるでしょう。Webプロデューサーはコンテンツ制作の根幹を担うため責任を伴うものばかりです。しかし、大きな責任が伴う分、やりがいも感じやすい仕事になります。今回の記事をぜひ参考にしていただけますと幸いです。

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