• 2020/06/01
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未経験でもグロースハッカーになれる? グロースハッカーになるためのロードマップを紹介

  • マーキャリ 編集部
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目次

ITやデジタル、Webマーケティング分野の企業において注目されている「グロースハッカー」。グロースハッカーという言葉が生まれてからまだ10年ほどではありますが、大きく注目を集め、今後もますます人気の職業となってくるでしょう。


Web分野で活躍したいと考えている方が、未経験からグロースハッカーを目指すことも増えてきました。この記事では、未経験の方がグロースハッカーになるにはどのようなステップを踏んでいくべきかについて詳しく解説しています。まったくの未経験からグロースハッカーになりたいと考えている方はもちろん、現在マーケティングに関わる仕事をしていて将来的にグロースハッカーを目指す方にも参考になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

グロースハッカーについて知ろう

まだまだ新しい職種なので、グロースハックとは何か、グロースハッカーとはどんなスキルが求められる職業かと明確に言える人は少ないのではないでしょうか。企業が出しているグロースハッカーの求人でもその内容が微妙に異なることもあります。まずは、グロースハッカーとは何かということから確認しておくことで、自分が目指すものが本当にグロースハッカーなのかどうかをチェックしておきましょう。  

グロースハッカーの仕事内容

グロースハッカーは、企業が持つ製品やサービスについてモニタリングを行い、改善をすることで商品やサービスの成長をさせる人のことです。課題を解決し、効率や生産性を上げることでビジネスを成長させていきます。サービス・商品の成長をさせるとは、ユーザー目線で改善を行うこと。ネット上で買い物をするECサイトの画面の構成やレイアウトが頻繁に変わっていることがありますが、これもグロースハックの一例と言えます。サービス自体に成長・拡散のための仕組みを組み込まれているのが特徴です。 

グロースハッカーの仕事の流れ

「グロース」という言葉が含まれていることからも分かる通り、グロースハッカーが目指すのはあくまで商品の成長です。グロースハックでは商品を完成されたものと捉えず、必要に応じて商品やサービス自体を変更・改善し、利用者や消費者によりフィットさせていくことも視野に入れて考えます。具体的にはサービスの改善だけでなくサービスの開発段階から関わる、リリース後はサービスの課題を把握する、課題に対してどうすれば解決できるのか仮説を立てて具体的な実行ステップを計画し実行するのがグロースハッカーの仕事の流れです。


単純に言えばグロースハッカーの仕事は、サービス改善のPDCAをどんどんと高速で回すことと言えます。さらに、グロースハッカーの特徴としては、ユーザーが求めるサービスの開発の部分から広い範囲で携わっていることも挙げられます。そのため場合によっては改善だけでなく商品やサービス自体を何ヶ月もかけてゼロから作り直すことも視野にいれた思考が求められます。  

未経験からグロースハッカーになるには

グロースハッカーの仕事内容について確認したところで、ここからは未経験からグロースハッカーになるためのステップについて解説していきます。


グロースハッカーという職業の重要性については、多くの企業が注目しています。そのためグロースハッカーとして活躍できる人材が欲しいという気持ちで求人も増えてきています。しかし多くの場合、特に中途採用で転職を目指す場合には、未経験者の募集は少なく、マーケティング部門やエンジニア部門での経験が必須であることがほとんどです。グロースハッカーとは、商品の開発から運用までの広いマーケティング部門に携わるスペシャリスト。まったくの未経験からグロースハッカーにいきなりなれるとは考えない方がよいでしょう。


未経験であるならまずはWebマーケティングやWebエンジニアといった仕事を経験し、そこからグロースハッカーとして活動することを目指すのが一般的です。しかし、グロースハッカーを目指すためにまずマーケターを目指すとしても、その求人が多いわけではありません。転職市場ではマーケティング職は未経験での正社員採用は多くないことを知っておきましょう。それはマーケティングの重要性にあります。企業の販売戦略の根幹に関わってくる業務なので、基本的には営業職や広報などさまざまな分野での経験を経て初めてマーケティングに関する部署に配属されることが多いからです。転職で未経験からマーケターを狙う場合には、マーケティングの資格を取得していればアピールポイントになるでしょう。


未経験からマーケターを目指すのなら、Webマーケティングやプログラミング関連の資格取得や養成講座などで学習し、知識やスキルを身につけることにも重要な意味があると言えます。これは新卒でも同じで、マーケティング職の仕事の内容を知る上でも大いに役立つはずです。新卒であればグロースハッカーが活躍している企業へのインターンに参加するのもおすすめです。


マーケターへの転職を検討する場合の注意点としては、Web広告の代理店ではなく実際にSEO対策やソーシャルマーケティングなど、マーケティングの実務部分を事業として行っている企業への転職を目指すこと。グロースハッカーは、指示を出す人間ではありません。実際に自分でさまざまな改善を実行する立場であるので、実務や制作を経験することはグロースハッカーとして活躍していく上で非常に重要になります。


転職でグロースハッカーを目指すのも1つの選択肢ですが、まずは今自分が所属している会社でグロースハッカーになれないかを検討してみることも方法としては考えられます。おそらくほとんどの方が、「自分の会社にはグロースハッカーというポジションがない」と答えるかもしれません。もちろん自社にグロースハックやマーケティングを行う部署があるならそこへの異動を狙うのが最短ルートでしょう。


しかし、特に中小企業であればグロースハックやマーケティングを専門に行うチームや部署が設けられていないことも珍しくありません。そうであるならば社内で唯一のWebマーケティング担当になることを狙ってみてもよいのではないでしょうか。グロースハッカーを目指すというからには、グロースハックはもちろんのこと、企業におけるマーケティングの重要性も身にしみて感じているはず。会社の新たなポジションとしてマーケティング担当を設けることを説得力もって提案できれば、あなたが会社で初めてのマーケティング専任の人間となれるかもしれませんよ。  

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