• 2020/05/28
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新型コロナウイルス収束後、キャリアを考えて職業を変える転職はあり?

  • マーキャリ 編集部
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、飲食店や観光業などへの経済的な打撃だけでなく、転職・就職市場においても影響を及ぼしています。新型コロナウイルスの感染拡大が収束したとしても、V字回復とはいかないでしょう。この記事では、新型コロナウイルスの影響を受けて就職・転職市場がどのように変わってきているのか、また転職を考える際の注意点などについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

新型コロナウイルスの転職市場への影響

新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が出される以前から転職のための準備をしていた人は、「今動くべきか」それとも「新型コロナウイルス収束後にすべきか」といったことで悩んでいる方が多いのではないでしょうか。また、今回の件で今の会社で働くことに不安を覚えて、早めに転職をしようと考えている方もいるでしょう。


新型コロナウイルスの影響はたしかに転職市場にもあります。しかし、あらゆる業界で採用活動が止まっているわけではなく、求人をしている企業ももちろんあります。しかし、有効求人倍率は下がってきていますので、全体的な求人数としては少なくなっていると言えるでしょう。


基本的に転職市場の盛り上がりは、景気と連動しています。そのためたとえ感染拡大が収束したとしてもすぐに回復するとは考えづらいでしょう。日本では労働人口の減少から、しばらく求職者にとって有利な売り手市場が続くと考えられていました。労働人口が減少することは継続しますが、それ以上に新型コロナウイルスの影響が大きく、採用を休止する企業も出てくるでしょう。たとえ今ある求人も、途中で打ち切られる可能性は十分にあります。逆に需要が高まっている業界においては、急ぎの求人案件も生まれてくると予想されます。

変わってくる採用手法

実際の採用シーンでは、説明会や面接をオンラインで行うといった取り組みがすでに始まっています。このことにより、今までは直接対面しての面接が基本だった企業もある程度のステップまではオンライン面談を行う企業も増えています。遠方から就職を考える人も参加しやすくなるため、求人が減っているということに加えてより競争率は上がると言えるでしょう。


売り手市場のために求人を出していた企業は、「人材不足ではないがよい人がいたら採用したい」といったスタンスであることも少なくありません。売り手市場であるからこそ転職市場においてもポテンシャルを重視しての採用が可能でしたが、そのような求人は取り下げられるか、経験やスキル重視の採用に移り変わっていくでしょう。

今転職活動をすべきか

転職市場が買い手市場に移行するとなると、それだけ転職市場に優秀な人材が流れこむことになり、スキルや経験重視の採用になる傾向にあります。そうなると特に不利になるのは未経験の業界や業種への転職です。未経験の求人は徐々に少なくなるでしょうから、未経験の業界への転職を希望している方は、新型コロナウイルスの収束を待たずになるべく早く動き始める方がよいでしょう。


とはいえ、そのような求人も途中でなくなってしまうということもあり得ます。スピードを重視して退職をしてしまっては、時間の経過とともに焦りが生まれてきます。可能な限り今の仕事を続けながら転職活動を行うのがおすすめです。

今こそ自分のキャリアについて考えよう

今回の新型コロナウイルスの件で、廃業を余儀なくされた企業がたくさんあります。一般的に名前が知られるような企業であっても破産申請を行うなどといったニュースを目にしたこともあるのではないでしょうか。このことで今一度自分のキャリアについて考えてみることをおすすめします。


まずは自分が働く上で今目指したいことは何なのかということを考えましょう。今の仕事が向いていないから心機一転で新しいところに飛び込むキャリアチェンジなのか、現在の待遇や年収に不満があるから目指すキャリアアップなのかということを明確にしましょう。キャリアアップを目指すにあたって、今いる会社ではどうしても叶えられそうにないというときに初めて転職によるキャリアアップという選択肢が出てくるのです。 

目指すキャリアは転職によってしか叶えられないかを考える

自分がキャリアアップを目指すということになった場合、転職をしてこれまで以上のキャリアを積むことができるのなら申し分はありません。しかし今の仕事が嫌だからというモチベーションで転職を行うのはキャリアアップを目指す場合にはおすすめできません。


今の会社でできることは、やりきったという気持ちでなければ、転職後にトラブルが発生したときに、転職したことを後悔してしまうことにもつながります。キャリアアップを目指すならネガティブな動機ではなく、ポジティブな動機で転職を行うのが前提の条件となるでしょう。


例えば、今の会社では自身の成績に関わらず、目指す年収には到達できそうもないというのなら、キャリアアップとしての転職はポジティブなものと言えるでしょう。目指すものが収入なのか、時間なのか、ポジションなのかは人によって異なるでしょうが、今の会社で努力していくことが目指すものにつながっていないということが分かってから転職を考えても遅くはありません。  

キャリアについての具体的な考え方

今の会社が自分にとって理想の会社だと考えていても、キャリアについて考えることで気づきが得られることもあります。また、あなたがその会社で骨を埋める覚悟で働いているとしても、会社の経営が傾かないとは限りません。どのような会社でどのような立場で働いているかにかかわらず、自身のキャリアについては見つめ直す意味があるといえるでしょう。


まず行うことは自身が働いていくなかで、最終的にどうなっていきたいのかを考えることです。抽象的なもので構いません。「社長になりたい」でも「全く新しいイノベーションを社会におこす」といったことでも、プライベートで「老後は家族との時間をしっかりとりたい」でもよいでしょう。漠然としていても「最終的にこれが叶えば幸せ」だと思えることをイメージします。


次に、10年後や20年後の中期的な目標を立てていきます。最終目標を達成するためには、10年後、20年後にどうなっている必要があるかを考えます。社長になりたいというのなら10年後はどういったポジションでどのような仕事に就いている必要があるか、というキャリアプランを立てるということです。


そして最後に短期的な目標を立てます。中期的な目標を達成するための第一歩としてなにをするべきか、ということについて可能な限り具体的に考えるということです。重要なのは「可能な限り」という点。何を実行すれば中期的な目標に近づけるのかを考え実行します。実行を続けることで自然と中期目標が達成できるようにしておくということです。



自分がどうなりたいか、というキャリアプランなしに転職活動をしても上手くいきません。なぜなら面接の場では「今の会社じゃだめなのか」「どのようにキャリアアップがしたいのか」ということは必ずと言ってよいほど質問事項にあるからです。このような状況にあるからこそ、自分のキャリアを見つめ直し、理想の働き方について考えをまとめておくことが、将来的にきっと意義のあることになるでしょう。 

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