• 2020/04/22
  • 情報
  • キャリア×マーケ

別業種への転職を成功させる志望動機の書き方を解説します

  • マーキャリ 編集部
article-image
目次

「別業種への転職を考えているけど、志望動機が定まらない」「やる気をただ伝えるだけだと落とされてしまいそうだし、正しい志望動機の書き方を知りたい」そういったお悩みを抱えている転職者も多いのではないでしょうか?転職をしようと思っても、失敗しない方法がわからず不安ですよね。 本記事では「志望動機の重要ポイント」「志望動機で絶対に書くべきこと」上記を順にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

志望動機の重要ポイントは2つ

まず志望動機の重要ポイントは2つあります。


・なぜ別業種へ転職をしようと思ったのか

・あなたが活かせるスキルの提示


順番に解説していきます。

なぜ別業種へ転職をしようと思ったのか

志望動機で確実に見られるポイントの1つです。まず志望動機の転職理由と言っても、「転職したい会社に対する転職理由」と、「転職したい業種に対する転職理由」の2つがあり、両者は全く異なります。 そして、別業種に転職する際には「両方書く必要がある」こと覚えておきましょう。転職したい会社への転職理由は、会社の魅力を十分に書き、採用担当者に良い印象を持ってもらうことを意識しましょう。また、自分の働き方に対する価値観や将来のビジョンに合致する点があれば、その部分をアピールすることも必要です。


業種への転職理由は、なぜやってみたいのか、どんなことをやってみたいのかを明確にし、「現在のあなたの仕事」よりも熱意があることを伝える必要があります。

あなたが活かせるスキルの提示

あなたがやってみたい業種や職種に対して、どのようなスキルを活かせるのかを提示する必要があります。何か特別な資格や免許を持っていない人でも「自分には特別なスキルなんてない」と不安になる必要はありません。例えば、現在接客業をしているのであれば「お客様とのコミュニケーションスキル」を提示することができるでしょう。


スキルの提示と関連して大事になってくるのが、「あなたの描くビジョン」も伝えることです。 例えばですが、現在の会社がベンチャー企業で、営業やマーケティングの知識を学ぶ機会が多くあり、スキルを活かして「大企業のマーケティング担当として売り上げを伸ばしたい」と思っている場合はその将来のビジョンを明確に伝えるなどです。


また、エンジニアやSEとしての専門スキルを持っていない場合、1番大事になるのは「ヒューマンスキル」です。 特に対人のコミュニケーションスキルは、どの業界、どの職種でも通用するスキルです。何も英語が喋れない、資格を持っていない、そういった場合でもコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキル、ヒアリングスキルといったビジネスシーンで汎用的なものもアピールできるポイントになるので、このようなスキルを自分の強みとして捉えているのであれば、しっかりと採用担当者に伝えることが重要です。

絶対に書くべきこと

先ほどの内容を踏まえて、志望動機に書くべきことは以下の3つです。


・転職をしようと思った理由

・なぜこの会社を選んだのか

・あなたが会社に貢献できること


順番に解説していきます。

転職をしようと思った理由

まず、「なぜこの業種に転職をしようと思ったのか」を明確にしましょう。 ただ単に「やってみたかった」という伝え方では、表現として弱くなってしまいます。 そこでおすすめなのが「前職で〇〇という経験があったため、△△というスキルを活かすためにやってみたかった」という「スキルとセット」で証明する方法です。いざ転職をするとなっても、転職までの過程が辛くなってしまうケースがあります。しかし「転職をしたい」というエネルギーを前面に出すことで相手の心に響きますので、自信を持ちましょう。

なぜこの会社を選んだのか

次に「なぜこの会社に選んだのか」を明確に伝えることです。働きたい会社にどんな魅力があって、どんなことができると思ったのかを伝えることです。現在のあなたの仕事にはない魅力を伝えることが成功のカギです。 しかし、現在のあなたの仕事が給料が低いから、給与体系の良い御社を志望したなどと、ネガティブな理由を出すのはNGです。確かに給与体系は大事ですが、1番に伝えることではないですよね。 そのために企業の強みをまず洗い出し、その強みをなぜ素晴らしいと思ったのかを明確にして伝えることが重要になります。

あなたが会社に貢献できること

最後に「あなたが会社に貢献できること」を書きましょう。そのために「自分にはどんな武器があるのか?」を自問自答してみてください。先ほども少し触れましたが、自分が強みと捉えているものはあなたのスキルです。そのため、基本的にスキルを貢献材料として記載すれば大丈夫です。


また、どうしてもスキルが思い浮かばない場合は「経験を前面に押し出す」ことで貢献の材料になります。例えばあなたが事務のバイトとして働いていたとすると 「現在は事務のパートとして働いていますが、業務内容は正社員の方と一緒です。主に「会計担当」をしており、企業のお金の動きがわかるため、単に会計を担当するだけでなく「会社のコスト削減」に協力することもできます」などと伝えることができますよね。


結論として「スキルのない人」はいませんので、何より自分に自信をもつことが1番大事な部分です。

今からでも身につけておくべきスキル

先ほど「スキルのない人はいない」と書きましたが、どんな仕事であれ必ず身につけておくべきスキルが「マーケティングスキル」です。マーケティングスキルは「コストを可能な限り減らし、売り上げを最大限伸ばす力」の事です。現在の売り上げの状況を見て「仮説を立てる」ことから始めます。


しかし、いきなり「仮説を立ててみろ」と言われても、難しいですよね。 そこでおすすめなのが「現在の仕事で仮説を立ててみること」です。 現在の会社がどんな業種であっても、「売り上げが上がる場所」と「コストがかかる場所」を推測することは可能ですよね。そこでどんなお客様を中心に獲得しているのか、価格帯はいくらくらいが相場なのかを常に考えておくことで、マーケティング的思考能力が徐々に身についていきます。

志望動機のポイントの解説:まとめ

本記事は以上になります。 最後に「志望動機の重要ポイント」をまとめます。


・転職をしようと思った理由

・なぜこの会社を選んだのか

・あなたが会社に貢献できること


上記を意識して書きましょう。 あなたの強みはあなたのスキルですので、自信をもって転職活動に臨んでください。

「マーキャリNEXT CAREER」無料キャリア相談実施中

マーケタースキル診断公開中!!

関連記事

検索条件を変更する

フリーワード

記事カテゴリ
タグ