• 2020/04/08
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Webマーケティングってどういう仕事?チャレンジするうえで知っておきたい基礎知識を解説します。

  • マーキャリ 編集部
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目次

「Webマーケティングに興味がある」、「Web領域で将来は働きたい」と考える新卒学生さんも多いのではないでしょうか?しかし、「webマーケティングってどんな仕事するの?」「専門用語もあって難しそう」「新卒でwebマーケティングの採用してる企業ってあるの?」そんな不安もあるかと思います。


本記事ではWebマーケティングの業務内容や、Webマーケティングをファーストキャリアに選んだ際のキャリアパスについて、難しい専門用語も解説しながらご紹介していきます。これからWebマーケティングに挑戦してみようと思っている方にとって、参考になる内容になっておりますので、是非最後までご覧ください。

Webマーケティングとは?

Webマーケティングについてご説明する前にまず「マーケティングとは何か?」について確認しておきましょう。マーケティングの第一人者であるフィリップ・コトラーは次のように定義しています。

「マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」。


すなわち、マーケティングとは「お客さんが求めるもの(ニーズ)を知り、それに合わせた製品・サービスを作り、欲しがっているお客様へ届けるまでの仕組み」を作ることと言えます。 Webマーケティングとは、こうしたマーケティング活動をWebサイトやWebサービスを用いて行うことを指します。

Webマーケティング業界ではどんな仕事をするのか?

Webマーケティングの主な仕事内容について順に解説していきます。

インターネットでの集客の流れを作る

Webマーケティングだけでなく、ビジネスをする上で「集客」はとても重要です。インターネットで集客をする方法の一つとしてWebサイトやオウンドメディアを作成し、そのサイトに会員やアクセスを集める方法があげられます。サイトへの集客方法としてはSEOWeb広告が用いられることが多いです。


SEO(Search Engine Optimization)とは、Google等の検索エンジンで自分のサイトをより上位に表示するための施策のことです。上位に表示するためには、「ユーザー本位のコンテンツを作成する」「サイトの回遊率を上げる」「検索意図を意識した記事作成をする」等々、様々な方法があります。


一方、Web広告にはバナー広告や動画広告、ソーシャルメディア広告などがあげられますが、ここでは多くの企業が主に活用しているリスティング広告を解説したいと思います。リスティング広告とは検索連動型広告とも呼び、GoogleやYahoo!でキーワード検索した時に、検索画面に「広告」という表示とともに任意のWebページが表示される広告のことです。これは、広告とユーザーが検索したキーワードが連動しており、ユーザーのニーズに合った商品やサービスを表示させることで効果を得るための広告です。


広告で流入を得ようとすると費用も多額にかかります。その為、「広告を使ってどのくらいの売り上げに貢献したのか?」「ターゲットは誰にするのか?」等を事前に決めて、いかに予算を上手く使っていき、最大の成果を上げていくのかを考える必要があります。

アクセス解析やコンバージョン解析

いくらWebサイトに人を集めても実際に製品やサービスが購入されないと意味がありません。その為、Webサイトのアクセス解析やコンバージョン解析を行い、CVR(Conversion Rate)を改善させる必要があります。 CVRとは成約率のことをいいます。具体的にはWebサイトの来訪者の内、商品やサービスを購入してくれた人、資料請求、会員登録などWebサイトで最終的に成し遂げたいゴールをどのくらい達成しているのかを見る指標です。


このCVRを向上させ、売り上げに貢献するために、マーケターは「アクセス解析・コンバージョン解析」「改善案の策定・実施」「結果の抽出」といった流れを繰り返します。どんなキーワードで入って来て、どこのページで離脱してるのかを分析し 原因を特定、仮説を立てて改善案を考えます。そして、その改善案がどのくらいの成果を上げたのか?仮説との乖離はないか?などを 分析して更に改善案を考えていきます。 この繰り返しを業務として行なっていきます。 

新卒でWebマーケティングの仕事を狙うなら計画的に

新卒からWebマーケティングの仕事をしたいなら事前の下調べが重要です。 通常、新卒は総合職で採用され実際に配属されるまでは、自分がどんな仕事をするのかわかりません。そもそもWebマーケティングの仕事は組織内においてもたくさん必要な訳ではありません。そのため、Webマーケティングの仕事に新卒のうちからチャレンジしたいのであれば計画的に行動していきましょう。

新卒でWebマーケターの仕事ができる会社とは?

新卒からWebマーケティングを仕事にしていきたいのでしたらEC系企業、ECコンサル業、SEOコンサル会社、Webマーケティング会社などがオススメです。例えば、楽天にはたくさんのECサイトが楽天というプラットフォームを借りて営業しており、そういったECサイトへWebマーケティングのアドバイスをする営業マンがいます。そういった職種に就けば、先ほど書いた様なアクセス解析やCVRの数値を管理するなど、まさにWebマーケティングに関する濃い仕事をすることができます。


また、大企業向けにWebマーケティングのコンサルを行なっているコンサル会社や船井総研のように中小企業向けにコンサルを行なっている会社に入るという方法もあります。その他にもSEOに関するコンサルティングを行なっているベンチャー企業に新卒で入社して経営を近くに見ながらWebマーケティングを学んでいくといった方法もあります。

専門職が無理なら転職も見据える

新卒でWebマーケティング専門職を募集している企業は数が少ないのが現状です。しかし、転職市場となると逆にWebマーケティング人材の求人は豊富にあります。そのため、新卒としてWebマーケティングに関連した事業を行なっている会社に就職してそこで経験を積んだ上で、専門的にWebマーケティングの仕事が出来る会社に転職するといった選択もあります。


Webマーケティングの経験がある人材は供給が足りていないのが現状です。そのため、仕事に対して意欲のある人であれば、ぜひ採用して育成しようという意向を持つ企業は多く存在しています。また、Webマーケティングが出来る力をつけることで、フリーランスとしての独立や起業することも可能です。 非常に様々なキャリアパスを狙える仕事なので是非チャレンジしてみてください。

新卒でWebマーケティング業界に入ればキャリアパスは広がる

Webマーケティング業界は更に市場規模が広がっていく可能性が高い領域です。市場が広がることで、ニーズや仕事の幅もさらに拡大していくでしょう。Webマーケティング業界を社会人の第一歩から踏み込めるというのは非常に貴重な機会ですし、いい経験になるはずです。是非、未来の業界の動向などを見据えた上で、自分がどんな仕事をしたいのかを考えて就職する会社を選んでみてはいかがでしょうか?

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