• 2019/12/17
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VRIO分析とは?4つの要素とやり方を簡潔に解説!【前編】

  • マーキャリ 編集部
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企業が成長をする上では利益を上げなければなりません。利益を上げ、成長をするためには自社のサービスを売るための戦略が必要です。

マーケティングとは、企業の販売戦略、ひいては経営戦略に大きく携わるものです。戦略を立てるためにはさまざまな分析が必要。自社がもっている経営資源が市場において強みとなるのか、それとも弱みとなるのかを分析するマーケティング手法が「VRIO分析」です。この記事では、VRIO分析の特徴や、やり方について解説しています。マーケティングについてあまり詳しくない初心者の方でもVRIO分析のことが理解できるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

VRIO分析とは?



VRIO分析とは、アメリカの経営学教授であるジェイ・B・バーニー氏が1991年に発表した理論をもとにした分析のフレームワークです。読み方はブリオ分析です。

リソースと呼ばれる経営資源に「価値(Value)」、「希少性(Rarity)」、「模倣可能性(Imitability)」、「組織(Organization)」の4つ評価指標に関わる質問を投げかけることで、それぞれの経営資源が会社の強みか、それとも弱みなのを見極めることができるものです。経営資源とは、具体的には「ヒト・モノ・カネ・情報」のことです。強みは商品戦略・経営戦略に活かし、弱みは戦略に使うのは避けるべきだと明確にすることで、競争優位性の維持や事業のさらなる向上に向けた効果的な施策を立てることができるようになります。

VRIO分析の4つの問い

VRIO分析は4つの評価指標をもとにし、V・R・I・Oが意味するものの順番で経営資源に対して質問を投げかける分析方法です。4つの質問内容は以下のようになります。


Value(価値)への問い

これは自社が持つ経営資源に対して「その経営資源は機会や脅威に適応できるか?」と問いかけるものになります。市場において企業の経営資源が十分に経済的な価値があると顧客に認識されているかどうかを分析することで、市場のニーズに合っていないものを世に出していないか、などの把握ができます。組織や顧客、社会全体に対して多くの利益をもたらしているかといった数値ではかれない社会的な価値もここに含まれます。

希少性(Rarity)への問い

ここでは「その経営資源を持っているのは、少数の競合企業か?」という問いになります。希少性が弱ければ他社が参入しやすいということになり、弱みとなる経営資源と言えるでしょう。

模倣可能性(Imitability)への問い

これは模倣、つまり「他社に真似されやすいものであるかどうか?」という問いになります。2つ目のステップの「希少性(Rarity)への問い」と混同されやすいところではありますが、たとえば、特許や特別な免許が必要な事業、業種・業態であれば、ビジネスの内容自体がシンプルでも真似されにくいとなります。

組織(Organization)への問い

最後の質問は「企業の経営資源を有効に活用できる組織体制になっているのか?」という問いです。これら4つの問いにYESかNOで順番に答えていくことで強みなのか弱みなのかを判断していきます。弱みか強みかの判定を大きく左右するのは最後の「組織(Organization)への問い」です。どんなに優れた経営資源を持っていたとしても、それが活用できない組織なら「弱み」となります。逆にすべての項目でYESとなれば「持続的な独自の強み」と言えます。

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マーキャリ 編集部

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