• 2019/10/01
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口コミマーケティングとは? 認知度を高めるための注目のマーケティング手法!【後編】

  • マーキャリ 編集部
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この記事は「口コミマーケティングとは?認知度を高めるための注目のマーケティング手法!」の後編になります。
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口コミマーケティングの手法



口コミを広めるために行う口コミマーケティング。口コミを広めるためには単純に良いものというだけでは、口コミにはなりません。自分が消費者側だと仮定すると、友達との会話やSNSなどで、話題にしたいと考えるのはどういったときでしょうか。人が誰かに話したくなるのは、いつも通りのことではなく「感情が動いたとき」に他なりません。いかに話題にしたくなるかを狙う口コミマーケティングには、たとえば以下のような方法があります。

インフルエンサーを活用する

影響力を持つ人という意味のインフルエンサー、TVに出るようなタレントなどとは異なり、ほとんどの場合は一般の人です。インフルエンサーマーケティングとも呼ばれていますが、インフルエンサーに商品を無料で提供し、各インフルエンサーが持つinstagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)、YouTube(ユーチューブ)などの媒体で感想を発信してもらうという方法があります。

ファッション業界や、フィットネス業界、食に関するものなど、インフルエンサーにはそれぞれのフィールドがあります。業界・ジャンルごとにインフルエンサーがいるので、PRしたい商品に興味を持ってもらいやすい消費者層に直接アプローチできるという特徴があります。たとえば、ファッション業界でのインフルエンサーのフォロワーはファッションに興味を持っていることが多いはず。それを利用すれば、ファッションアイテムについてそのインフルエンサーが、服や靴といったものを紹介すれば、不特定多数に向けたCMや雑誌よりもずっと興味を持つ人の割合が多くなります。

企業から不特定多数の広い範囲へアプローチするのではなく、会社の製品やサービスに関わりのある分野のインフルエンサーを介して商品を紹介してもらうことで、自社の商品に興味を持ちやすい層にピンポイントで効果的にアプローチができる。これが従来のマーケティングと、インフルエンサーマーケティングの最大の違いです。

インフルエンサーは、基本的にはSNSを使って活躍している一般の人です。そのためTVタレントや有名人と比較して、消費者にとって身近な存在であるといえます。商品のPRをすることには変わりないのですが、「宣伝臭さ」がなく、身近な人の口コミのように親近感や信頼感をもってもらいやすいです。

インフルエンサーマーケティングは、やらせ・ステマに注意

インフルエンサーをPRに活用するのは、消費者に近い存在であることが特徴ですが、インフルエンサーを活用する場合には、きちんとPRであることが消費者に分かるようにしておくことが重要となります。商品の無料提供や、報酬があるのに、PRであることを隠して、あたかも本人がおすすめしているように見せる「ステルスマーケティング」は大変評判を落とすものになりますので、誤解されることがないように注意が必要です。

一般消費者にモニターになってもらう

口コミを広めてもらうためには、商品を知ってもらうことが一番です。実際に消費者の方を集め、商品を無料でプレゼントし感想を聞くといった方法も口コミマーケティングの一種と言えるでしょう。インフルエンサーとは言わずとも、SNSで一定のフォロワー数を持っている人を対象にモニターに集めれば、自然と口コミが広がりやすくなるでしょう。

たとえば商品の体験会を撮影OKにすれば、SNSでの拡散につながりやすくなります。逆に企業が体験会の様子を撮影してホームページやYouTubeで公開するのも方法として考えられます。

良い口コミを広めるためには、良い商品を作るだけでは不十分です。いかに口コミが広まる仕組みを作るかが今後のマーケティングにおいてはますます重要となるでしょう。




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