前回、2019年6月に開催されたマーキャリ主催のパラレルキャリアイベントでは、副業イベントとしては異例の規模で70名以上が集まり盛り上がりを見せました。そして今回、7月24日に開催された『マーケター×パラレルキャリア』イベントでは切り口はそのままに、パラレルキャリアを進めるにあたっての最初の一歩を後押しするテーマで講師2名を迎え行われました。
マーケティングを使ったキャリアを何倍にも輝かせる自己PR作成術とは
まず登壇したのは、ミルクラではお馴染み株式会社Marketer‘s Brain代表のデ・スーザ リッキー氏。彼が語るのは、転職では必須な自己PRをどう輝かせるか。転職サイトが推奨するような書き方では、一律的なものになってしまい、差別化が難しい自己PR。そんな中でデ・スーザ氏が語るのは、マーケティングを自己PRに活用する手法。陳腐化させないためには、やはり、マーケティングのような顧客視点(採用側)であったり、独自のポジショニングを意識したものが必要。そして自身の「スキル」をどう表現していくかもキーポイントとして語られました。開会後のワークショップで参加者は事前に自己PRを書いているので、それがどう変わるのかをイメージしてもらいながら進んでいきます。今回も写真撮影がOKということで、要所要所でスライドを撮影をする方も多くそのノウハウをしっかりと取り入れようとされていました。
※当日のスライドの一部を紹介します。
マーケターのためのスキル診断ツールの紹介
デ・スーザ氏の話に続いて、当メディア人気コーナー「橋本しおりが行く」でお馴染みの橋本から、マーケターのためのスキル診断ツールの紹介です。一問一答で簡単に分析できるマーキャリCOMPASSは、マーケティングスキルレベルを可視化し、キャリアタイプ、向いている職場環境も算出することができます。さらに、マーケティングに関わる職種をもとに、独自に割り出した32パターンのマーケティングタイプを用意。橋本からの案内を受け、早速、スマホで診断を進めていく参加者の皆さんの表情は真剣なまなざしそのものでした。
⇨マーキャリCOMPASSについて詳しくはコチラ
「なぜパラレルワークを始めるのか」 SAPジャパン株式会社マーケティング部長友廣氏
続いて、登壇したのは、SAPジャパン株式会社でマーケティング部長をつとめる友廣氏。
ベンチャー出版社を経てHP、SAP、マイクロソフトなどの外資系IT企業にてフィールドマーケティングを経験し、マーケターとしても成功を収めている友廣氏が語るのは、外資系企業でのマーケティング現場のリアルな経験。一筋縄ではいかない部分もウィットを交え話し、講演内で一番大きな笑いも起こっていました。一転して、彼がなぜ副業を始めようと思ったのか本題に入り、マーケティングを愛す友廣氏だからこそ芽生えた問題意識で、企業・組織におけるマーケティング課題を解決していきたいという思いを熱く語りました。
マーキャリプラットフォームの紹介
最後に橋本から、マーケターの活躍の場を広げるサービスとして、マーキャリプラットフォームの紹介がありました。
このプラットフォームは、マーケターの個人ブランディングを実現するというコンセプトのもと、9月のローンチが決定しています。
本セミナーでも登場したマーキャリCOMPASSでスキルを可視化し、リーダーズでそのスキルを活かし副業をすることで、あなたのキャリアに実績が付加されていきます。それらの活動をさらにブランディングできるのがマーキャリプラットフォームという構造です。
まだ具体的なサービスとしてはお伝えできなかったのが心苦しいですが、講演後の交流会では「マーケティングに特化したプラットフォームは面白いね」とも参加者の方に言っていただけました。サービスリリースの情報は当メディアで随時紹介していきます。