「企画職」がどのような仕事なのかは会社に入って少し経験を積まないとわからないものです。
また、企画職と一口に言っても仕事の種類は多く、そのために幅広い能力も求められます。
この記事では企画職はどのような仕事なのか、そして、企画職に求められるスキルについて紹介していきます。
これから会社員になる方や企画職に関心のある方の参考になればと思います。
企画職の仕事とは
簡単に言えば企画職は、「課題の解決策を立て、それを実行する職」です。企画職は各職種の中でも花形で、先頭に立ってアイデアを出す職だと思われている方が多いようです。
確かに花形には違いありませんが、アイデアを出して終わりではありません。それを実行するまでが企画職だという認識を持った方がいいでしょう。
簡単に言えばこのように説明できますが、これを成すためには多くの業務工程があります。
多くの工程があるということは、幅広いスキルが求められるということでもあります。
企画職は、どのような流れで計画し実行していくのでしょうか。
会社の組織やその役割分担にもよるので一概には言えませんが、一般的には時系列で以下のようになります。
・アイデアの具体化(担当者立案、比較検討ミーティング)
・具体化したアイデアを決裁権者に報告
・具体化したアイデアのさらなる具体化(計画立案)
・各部署との大筋の調整
・決裁権者へのプレゼン、指導受け、決裁受け
・各部署との細部調整
・商品の開発
・小売店との調整
・商品の販売
・商品販売後のフィードバックやその結果の反映
具体的に時系列で項目を起こしましたが、実際に企画の仕事をしてみると、ここには表現しきれないような細かい調整や上司とのやり取り、会社ごとに異なる文化などもあるものです。
ただ、企画職と一言に言っても多くの仕事があることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
すでに説明した通り、多くの仕事があるということは、企画職には幅広い能力が求められるということでもあります。
以降、企画職にはどのようなスキルが必要なのかについて紹介していきます。
企画職に必要なスキルとは
すでに説明した通り、企画職には幅広いスキルが必要になりますが、ポイントを3つに絞ると・プレゼン能力
・各部署との調整能力
でしょう。
それぞれがどのようなスキルなのかについて以下、紹介していきます。