• 2019/04/19
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採用がうまい企業が活用しているカスタマージャー二ーマップ。3つのメリットとは?

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目次

「採用活動がうまくいかない・・・」
最近はSNS採用など、インターネット媒体での採用活動が活発化していますよね。
その影響で「これまでの採用活動では思ったような成果が得られない」と悩む採用担当者が増えてきています。
その解決策の一つとして、カスタマージャー二―マップを採用に活用する企業が増えているのを知っていますか?

もしも今、あなたが、
・カスタマージャーニーマップってそもそも何?
・カスタマージャーニーマップってマーケティング用語であって採用には関係ないよね?

と思っているなら、すでに他の企業から遅れをとっている可能性があります。
この記事をみて、採用活動の武器をひとつ増やしましょう。

カスタマージャー二ーマップとは



カスタマージャーニーマップとは、一言で言うと「顧客が購買に至るプロセスを可視化したもの」です。
具体的には顧客が
・どのように商品を認知し、
・どのように関心をもち、
・どのように購入意欲を喚起され、
・どのような購買後の行動をとるのか
これらを可視化します。
顧客が購買に至るまでの道筋を旅に例え地図にすることから、カスタマー(顧客の)ジャーニー(旅)マップ(地図)と呼ばれ、主にマーケティング活動に用いられてきた手法です。

カスタマージャーニーマップが採用活動に活用される理由

もともとマーケティングに活用されていたカスタマージャーニーマップですが、なぜ採用活動にもカスタマージャーニマップが活用され始めたのかでしょうか。それは、企業と求職者のコミュニケーション手段が多様化していることが関係しています。

かつて私たちの情報収集の手段はテレビや新聞、雑誌などのマスメディアが主でした。
しかし、今ではマスメディア以外にも、WEBメディアやSNSなど、多種多様な手段で情報収集することができます。
その結果、企業の情報発信の方法も多様化し、企業と求職者の関わり方もより複雑になりました。

こういった状況では企業にとって、誰にどんな情報をどんな手段で提供するかを設計することが重要になります。
なぜなら、コミュニケーション手段が多様化しているため、むやみに情報提供をしてもターゲットに届かない可能性が高いからです。
極端な例ですが、自社のターゲットが紙媒体しか見ないにも関わらず、WEB媒体で情報発信しても届きませんよね。

採用ターゲットがどんな媒体を活用し、どんな情報を求めているのかを把握した上で情報発信をしないと、今の時代ではただのコストの無駄遣いになってしまいかねません。
特に採用活動は純コストです。どの企業も採用活動での無駄は避けたいはず。
採用活動を効果的かつ効率的に行うためにも、カスタマージャー二ーマップが採用活動に活用されてきています。

カスタマージャーニーマップを採用活動に活用するポイント

採用においては、最近SNS採用が当たり前になってきており、求職者側から企業にアプローチすることもありますよね。
まさに、企業と求職者のコミュニケーションが多様化している状態です。
このような状態では、先ほどお伝えしたとおり、
・誰に
・どんな情報を
・どんな媒体で
届けるべきなのかを考える必要があります。
そのためにも、採用ターゲットが普段どんな情報に触れていて、どんな媒体を活用しているのかを把握しておきましょう。

また、カスタマージャーニーマップを作成する中際は、採用ターゲットの気持ちになりきることも重要です。
・採用においてどんな葛藤があるのか
・採用の先にどのような未来をみているのか
など採用ターゲットの心理にも寄りそうことで、より効果的なカスタマージャーニーマップを作成することができます。

自社でどんな人材に入社してほしいのか、その人材はどんな媒体で情報収集をしているのか、どんな情報を求めているのか、に加え、ターゲットの心理もカスタマージャーニーマップに落とし込むことで、
企業が発信したい情報ではなく、採用ターゲットが欲しい情報を提供することができるようになります。

カスタマージャーニーを採用活動に活用する3つのメリット

説明してきたように、カスタマージャーニーマップを活用することで、自社の採用ターゲットに届けたい情報を、より効率的に届けることができるようになります。
では具体的に採用活動にカスタマージャー二―を活用することで、どのようなメリットがあるのかみていきましょう。

①採用コストを抑えることができる

カスタマージャーニーマップを活用することで、求める人材に確実に情報が届くようになります。
その結果、無駄な採用費が使われずに済むことが一つ目のメリットと言えます。

カスタマージャーニーマップを作成するには、ターゲットを明確にすることから始め、そのターゲットがどんな情報をどんな媒体で受け取っているのかを明確にしていきます。

その結果、確実に自社に興味を持ってもらうことができる道筋を立てることができ、採用ターゲットが見向きもしない広告に費用をかけてしまうリスクが減ります。
採用費は純コストです。採用費を削減できればできるほど、会社の業績に直接的に良い貢献ができます。

②狙った採用ターゲットを獲得しやすくなる。

カスタマージャー二ーマップの本質的な効果は、ターゲットに対してなんらかの行動を促すことです。
採用ターゲットのカスタマージャー二ーマップが作成できたら、あとはそのマップ通りに仕掛けを打ちます。

その結果、むやみに情報発信するのではなく、採用ターゲットが求める採用活動を仕掛けることになりますから、求職者側としても自分にとってクリティカルな情報が届けられることで、スムーズに入社意思を固めることができるでしょう。

③離職を防ぐことができる

カスタマージャー二ーマップを作成していくプロセスでは、
自社にはどんな人材が必要で、その人材はどんな情報を欲しているかを模索することになります。

作成したカスタマージャーニーマップにそって採用活動を実施することで、相思相愛の採用活動が可能になり、その結果、採用後のミスマッチが起きづらくなります。

さいごに:採用活動にもマーケティング思考が必要。

企業と求職者のコミュニケーションが多様化している以上、これまでの一方通行な採用活動では、満足のいく採用活動は見込めません。
ですが、カスタマージャーニーマップを活用すれば、採用ターゲットが欲しい情報を欲しいタイミングで提供することができます。その結果、採用ターゲットを獲得する可能性が上がり、採用コストが抑えられ、離職も防止することができるでしょう。最近は採用活動に成功している企業ほど、カスタマージャーニーマップを活用していますが、カスタマージャーニーマップの活用は氷山の一角です。採用活動がうまい企業は、常にマーケティング思考で物事を考えています。

今後も企業と求職者のコミュニケーションは変化し続けていくでしょう。その際にマーケティング思考を使えるか否かは、企業の業績に影響します。採用費は純コストであるが故に少しでも削減できれば会社の利益に貢献することができます。
そのためには、採用担当者も日々マーケティング思考を深めることが重要です。

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