• 2019/08/28
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マーケターは副業にできる? マーケティングスキルで副業する方法

  • マーキャリ 編集部
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目次

企業の戦略を担うマーケター。近年の働き方改革などの影響で、副業解禁などといったワードにも注目が集まるようになってきました。現在企業でマーケターとして働いている方のなかにも収入アップや、スキルアップのために休日を使ってマーケティングに関わる副業ができないかと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、現在マーケターとして活動している方に向けて、高いマーケティングスキルを副業に活かす方法を紹介しています。副業を始めるにあたっての注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

マーケティングスキルは副業市場に需要がある?



マーケターとは、企業の商品開発や、販売戦略など企業活動において非常に重要な部分を担う職種です。言ってしまえば企業秘密に関わりそうな部分なので、社員ではなく副業としてマーケターをするなんて需要がないんじゃないかと思われる方も多いでしょう。

しかし、結論から言うと需要はあります。マーケティング職の業務は市場調査に始まり、データ分析、企画提案、販促方法決定など非常に広い範囲を担っています。そのため企業によってはマーケターが担当する仕事が全く異なることも多いです。各分野で非常に専門的な知識を求められますが、企業の規模によってはマーケターがおらず営業職がマーケターのような仕事をしているケースも多いです。

さらには、インターネットやSNS、スマートフォンの普及によりマーケティング手法も日々進化しています。急速に変化する市場に対し営業部門や開発部門だけでは対応しきれないことも多いのです。そのため経験やスキルのあるマーケターは、副業であっても需要は大きく存在しています。社員として雇い入れる必要がないので、プロジェクト単位でマーケターに業務を発注する企業も増えてきています。

企業がマーケターを副業採用する理由

副業として働くのなら社員として雇い入れるわけではなく人件費が浮くというメリットが企業側にありますが、それ以外にもいくつか理由がありますので紹介します。相手のメリットが分かれば自身がプロジェクトに対して応募する場合に、役立てられますよ。

即戦力の人材なら素早い課題解決につながる

企業側としても、できることなら社員を育成してマーケターとして活躍してもらいたい気持ちはあるでしょう。しかし企業にマーケティング部門がなければ、育てたくてもそのノウハウがありません。副業でマーケターに依頼するという時点でノウハウがないもしくは人手が足りない状況にあると言えます。企業としてはもちろん即戦力を求めています。
マーケティングのプロフェッショナルに依頼することで、自社のマーケティングにおける問題点を早期に発見・解決できることは企業側には大きなメリットとなります。

社員へマーケティングノウハウを伝えられる

外注でプロジェクト単位での依頼とはいえ、費用がかかっています。プロジェクトがある度に発注できるわけでもないでしょう。企業に単純にノウハウがない場合、副業マーケターに依頼する理由には、ノウハウを得て社内で共有し、次からは自前で行えるようになりたい気持ちがあるのは間違いないでしょう。マーケティングのプロフェッショナルとして企業に携わるかたちなので一種のコンサルタントに近いとも言えます。

マーケターがマーケティングを副業にするメリット

副業を行う一番の理由は収入のアップのためでしょうが、マーケティングの経験やスキルのある人が副業でもマーケターとして活動することは収入面以外にもメリットがあります。

本業に活かせる

マーケティング職に限った話ではありませんが、本業と副業に同じジャンルの職種を選ぶのは、本業に活かせるという大きなメリットがあると言えます。マーケターの場合は、業務範囲が広く細分化されていることも多いので、副業としてマーケティングを行うことで普段自分が使わない知識を活用できるなど、マーケターとしてのスキルアップにつながります。

転職や独立の際に有利になる

転職市場で求められるのは即戦力。企業戦略に関わる重要な部門ですので優秀な人材ならば社員として雇いたいと考える企業はたくさんあり、実際の求人数も多いです。副業でもマーケターとして活動することは、1つの会社に縛られずに幅広い経験を持っているアピールにもつながります。

また、独立を考えている場合には、それがどんな分野であれ広い範囲のマーケティングの知識は非常に有用なものになるはずです。

マーケティングの副業案件の探し方

ここからは副業としてマーケティングに関わる仕事をしようとした際に、どのように仕事を得る方法があるのかを紹介していきます。休みの日に飛び込み営業をするわけにもいかないでしょうから、始めやすいもののみを紹介します。

クラウドソーシングサービス

インターネットのサイトに登録して、サイトを通して案件の受発注を行うのがクラウドソーシングサービスです。副業として始める場合には、受注する側になります。マーケティング分野に関する案件も多数ありますので、それに応募して仕事を受注するのが基本の流れです。

副業専門求人サイト

まだまだ認知度は高くありませんが、副業専門の人材紹介サイトがいくつかあります。転職サイトのように、さまざまな募集に対して応募する流れは変わりません。副業を前提として募集がかけられているため、週1~3の勤務や場合によっては自宅でのリモートワークが可能なことも多いです。時間の融通がつきやすいという理由から、サイトを利用して副業をしながら独立の準備をすることも可能です。

サイト・ブログ運営

副業というと土日にアルバイトのように働くことをイメージしがちですが、企業に雇われたり、委託されたりすることだけが副業ではありません。たとえばマーケティングの知識を活かして商品を販売するアフィリエイトサイトを作って収入を得る、ブログを立ち上げて、広告収入を得るなども副業だと言えます。最初のうちは収益につながりづらいですが、自身で運営する分には閉鎖もないので、サイト運営を続ければ続けるほど実績にもなります。

副業を行う上での注意点

最後に副業を始める前に注意しておきたいことをご紹介します。それはなんと言っても「会社が副業を認めているか」という一点に尽きます。副業解禁の流れがあるとは言え、ほとんどの企業はまだまだ副業禁止です。就業規則で禁止されていれば副業を行うことは厳しいでしょう。

しかし、実は法律的には副業に定義はありません。たとえば株などの投資を行うことは副業にあたらないことの方が多いはずです。何が副業にあたるのかの判断は難しいところがありますが、基本的には競合他社へ従事するタイプの副業はほぼ間違いなく認められません。

そのためマーケティング職をそのまま副業とするのではなく、マーケティングの知識を活かしたサイト運営やマーケティングノウハウがない企業へコンサルタントなど、異なる職種で副業を始めることが無難であろうことは覚えておいてください。

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