• 2020/06/25
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プロダクションマネージャーとは? 詳しい仕事内容や必要なスキルについて解説します

  • マーキャリ 編集部
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目次

「プロダクションマネージャー」という仕事に憧れを持っており、将来働いてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にプロダクションマネージャーがどんな業務に携わっているのかということを理解していますでしょうか。本記事ではプロダクションマネージャーという職業についてご紹介、詳しい仕事内容はもちろん、必要な資格やスキル等についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「プロダクションマネージャー」とは?

「プロダクションマネージャー」とは一体どんな職業なのでしょうか。プロダクションマネージャーとは、映像制作の業務に携わる方をまとめる役割の職業です。「Production Manager」を略して「PM」と呼ばれることも多いです。上記のように映像制作業務に携わる方をまとめる役割があるので、制作前の企画立案から実際の制作業務までの幅広い業務に携わることになります。下記で詳しい仕事の内容について解説をしていきます。

詳しい仕事内容とは

プロダクションマネージャーとは、映像制作会社の業務に携わる方をまとめる役割のある職業だとご説明をしました。ここからは実際にプロダクションマネージャーがどんな仕事に携わっているのかということを詳しく解説していきます。下記がプロダクションマネージャーが実際に携わる業務になりますので順番に解説していきます。

企画立案(または補佐)

どのような映像を制作するのかの企画を提案します。企画立案に携わるスタッフの補佐としてプロダクションマネージャーが参加をするというケースが多いですが、プロダクションマネージャーが主動で進めることもあります。企画立案は単純に企画の案を練るということだけでなく、その案に関する資料を探し、まとめたり、企画のコンテなども作成するという業務も含まれます。

スタッフのスケジュール調整

制作に携わるスタッフ全体のスケジュール調整もプロダクションマネージャーの業務になります。企画立案を終えて実際に制作するものを決定した上でスタッフを選定、各スタッフのスケジュール調整やスケジュール表などを作成します。

制作に必要な施設等の手配

実際に制作をするものを決定、スタッフのスケジュールも決定した後には制作に必要な施設の手配を行います。制作に必要な施設とは、撮影所や現像所、編集や録音等を行う編集スタジオ等になります。

ロケ地の選定(ロケハン)と手配

制作に必要な施設等の手配を終えたら、次にロケ地の選定を行います。ロケ地の選定はロケハンなどを行った上で決定をしますが、これにもプロダクションマネージャーが携わる機会が多いです。

出演者の選定(オーディション)

実際の映像に出演する演者の選定を行います。出演者の選定はオーディション形式で行うことがありますが、このオーディションにプロデューサーとともにプロダクションマネージャーも同席する場合が多いです。また、この時に必要になることもあるクライアントへの資料作りにも携わります。

それぞれのスタッフとの打ち合わせ

上記のような映像制作に必要な準備を進めつつ、それぞれのスタッフとの打ち合わせにも同席します。プロダクションマネージャーは全体の打ち合わせの仕切りなども任されることがあります。

撮影機材や必要なものの準備

それぞれのスタッフとの打ち合わせで決定したことをまとめ、撮影機材を含めた必要なものを準備する作業にもプロダクションマネージャーは携わっています。もちろん別のスタッフもいますが、撮影当日に不備があると撮影スケジュールにも支障をきたすことになるので、機材などに不足がないかを確認する必要があります。

撮影現場の細かな仕切り(スタッフの管理)

実際の撮影現場ではプロダクションマネージャーが細かな仕切りを行います。各制作スタッフが滞りなく作業を行えているか、問題なく撮影が行われてるかなどを細かくチェックします。

撮影物の確認と作業打ち合わせ

実際の撮影が終了した段階で撮影物の確認を行うのもプロダクションマネージャーの業務に含まれます。この確認で問題なければ、今後の作業に関する打ち合わせも行い、どのような流れで映像を仕上げていくのかを決定します。

編集作業の補佐や全体の調整

編集作業にもプロダクションマネージャーが携わります。実際の編集を行う前に仮編集というものを行うことが多いのですが、この仮編集の段階でどのような作品に仕上げるのかをわかりやすく伝える必要があるため、専門の編集スタッフに加わり意見を出すこともあります。

映像全体の仕上げ作業の補佐

仮編集が終わり実際の編集作業に移った際にも、プロダクションマネージャーは補佐の役割を担当することが多いです。この段階では、ほぼ映像作品の仕上げの段階なので、クライアントの意向通りに仕上がっているかなどを細かくチェックします。


以上です。 ここでは簡単にプロダクションマネージャーの業務をご紹介しましたが、制作進行以外にも多種多様な業務がいくつか存在しますので、非常に多忙な仕事だといえます。

必要な資格やスキルについて

ここからはプロダクションマネージャーとして働くために必要な資格やスキルについてご紹介していきます。 まず、プロダクションマネージャーになるために特別な資格は必要ありません。ただ、プロダクションマネージャーになるためにはこれまで培ってきた経験やスキルが求められることが多いです。以下が主にプロダクションマネージャーに求められるスキルになります。


・予算・スケジュール管理能力

・リーダーシップ

・問題解決能力

・コミュニケーション能力

・チームマネジメント能力


上記のように幅広い経験やスキルが求められるだけでなく、これら以外にも映像制作に関する基本的な知識なども必要になりますので覚えておきましょう。

プロダクションマネージャーになるためには

プロダクションマネージャーは先ほどもご紹介しましたが、映像に関わる業務全般に携わる仕事になります。そのため、プロダクションマネージャー次第で制作物の質が変わるといっても過言ではないので、映像制作全般の知識は必須となります。 基本的な知識は大学や専門学校などで映像や経営に関することを学んだという方が目指すことが多いです。

まとめ

最後に記事のおさらいをします。プロダクションマネージャーとは、映像制作会社の業務に携わる方をまとめる役割の職業です。


・企画立案(または補佐)

・スタッフのスケジュール調整

・制作に必要な施設等の手配

・ロケ地の選定(ロケハン)と手配

・出演者の選定(オーディション)

・スタッフとの打ち合わせ

・撮影機材や必要なものの準備

・撮影現場の細かな仕切り(スタッフの管理)

・撮影物の確認と作業打ち合わせ

・編集作業の補佐や全体の調整

・映像全体の仕上げ作業の補佐


上記がプロダクションマネージャーが携わる一部の業務となります。また、プロダクションマネージャーになるにはこれまで培ってきた経験やスキルが求められることが多いです。


・予算・スケジュール管理能力

・リーダーシップ

・問題解決能力

・コミュニケーション能力

・チームマネジメント能力


上記のように幅広い経験やスキルが求められるだけでなく、これら以外にも映像制作に関する基本的な知識なども必要になりますので覚えておきましょう。そのため、もし未経験の方でプロダクションマネージャーを目指すのであれば、映像制作の携わる業務をこなしつつ、業務の幅を広げてプロダクションマネージャーへキャリアアップするという方法が一般的です。

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