• 2020/06/16
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SCAMPER法を使ってアイデアを発展させよう! やり方や注意点をレクチャーします

  • マーキャリ 編集部
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課題の解決や新商品の開発など、さまざまなシーンでアイデアが必要になります。とはいえある程度アイデアが出尽くしたときに新たにアイデアを考えるのは大変ですし、時間もかかります。そんなときに役に立つのがSCAMPER法。SCAMPER法は、すでにあるアイデアを深堀り・発展させるためのフレームワークです。この記事では「SCAMPER法とは何か」といった基本的なところからそのやり方、注意点などについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

SCAMPER法とは

SCAMPER法とは、アイデアを量産するフレームワークである「オズボーンのチェックリスト」というものをボブ・エバール氏がアレンジしたものです。既存のアイデアに対して7つの質問を行うことでアイデアを発展させたり、量産させたりすることができます。ゼロからアイデアを生み出すためのものではなく、既存のアイデアを別の角度から捉えたり、より良いものにしたりするために用いるフレームワークで、ある程度アイデアが出ている状態から行うのが望ましいです。SCAMPER法という名称は、7つの項目の頭文字からきています。

SCAMPER法のやり方

SCAMPER法を実施するには、画像のようなチェックリストを用意します。それぞれの項目に書かれている質問について答えることで自然と新しいアイデアが生まれるという仕組みです。それぞれの項目についてひとつずつ解説していきます。
SCAMPER法図版

https://media.mar-cari.jp/article/detail/638

Substitute(代用する)

SCAMPER法のはじめの項目、「Substitute」は代用するという意味です。代用と言ってもモノにこだわる必要はありません。人や材料、作り方、場所などさまざまなものに対して代わりに何か(誰か)使うことはできないかを問うのです。具体的には代わりにどんなもので作れるか、店舗スペースとして代わりに使える場所はないか、などが質問として挙げられます。  

Combine(組み合わせる)

SCAMPER法の2つめの項目「Combine」は組み合わせるという意味です。組み合わせることで新しい効果や価値を生み出すことがないかを考えます。例えばスマートフォンには通話機能だけでなく、交通機関の運賃支払い、音楽を再生、動画を撮影するなどさまざまな機能があります。


また、ドラッグストアが食品やお酒を売っていることがありますが、これはドラッグストアとスーパーの組み合わせです。組み合わせを考える際の質問例としては、何と組み合わせることができるか、どんな機能を組み合わせられるか、などとなるでしょう。  

Adapt(適応させる)

SCAMPER法の3つめの項目「Adapt」は適応させるという意味です。過去のアイデアや成功事例、似ている商品やサービスを新しい状況に適応させられないかと考える項目です。質問例としては、他にどんな使い方ができるか、似たようなものはないかなどとなるでしょう。  

Modify(修正する)

Modifyは修正するという意味です。大きさや形、色、動作などを変えることで新しいもの生み出すことを目指します。修正するとは機能や性能をよくしたり加えたりすることとは限りません。場合によっては誰でも使えるようにシンプルな商品に修正することも含めて考えることが重要です。  

Put to other uses(その他の使い方)

Put to other uses(その他の使い方)とは、本来とは異なる使い方をすることで有効活用することや、新たなニーズに対応させられないかと考えることを指します。自社が持っている既存の技術が、別業界や他の市場で活かすことができないかなどと考える項目です。自社が属している業界の常識が、別の業界では全く新しいものであることも珍しくありません。この項目は新たなビジネスチャンスを生むためにも重要なものとなります。  

Eliminate(取り除く)

Eliminate(取り除く)は商品やサービスの機能や仕組みなどを絞りこむことを指します。特定のメニューしかない飲食店などが例として挙げられます。質問としては、何を取り除くことができるか、どこまでなら取り除けるかなどがあるでしょう。  

Rearrange・Reverse(並べ替える・逆にする)

商品やサービスを本来の順序や手順、立場など入れ替えて考えてみる項目です。発想を逆転させると考えるとイメージしやすいでしょう。たとえば通常は無料のサービスを有料にすることで、意識の高い人が参加するようにするなどが挙げられます。

SCAMPER法を実施する上での注意点

チェックリストを作ってSCAMPER法を実施する際には、あまり時間を設けずに短期間で行うとよいでしょう。アイデアとは、長い時間をかければそれだけ良いものが生まれるわけではありません。しっかりと集中できる10分から長くても30分程度に区切って行うのが効果的です。項目ずつ時間を区切ってもよいでしょう。


SCAMPER法はアイデアを量産させるために行うもの。チェクリストに対して、自分なりの回答を書きこんで発表する際には、アイデアの質は考慮すべきではありません。どんなアイデアであっても良いものにつながる可能性はあるからです。また、質が重視されるようになるとどうしてもアイデアが発表しづらくなる空気になってしまいます。


SCAMPER法は、アイデアを生み出すために有効なフレームワークです。まだかたちになっていないアイデアを深堀りするだけでなく、自社の既存の商品やサービスについて、新たな方向性を見出す際などには効果を発揮します。ぜひ、いろいろなアイデアが必要となる場で、試してみてください。

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