• 2020/06/04
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PR会社への志望動機の具体的な作り方を詳しく解説します

  • マーキャリ 編集部
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目次

企業の広報活動の代行や、メディアやSNSを活用して積極的にイベントの企画やコンテンツのPR活動を行うPR会社。文字通りPRを専門に行う会社ですので、華やかなイメージがあり、新卒での就職や転職を考える方も多い人気の業種となっています。


この記事では、PR会社への就職・転職を目指す方に向けて、志望動機の書き方について解説しています。志望動機は書類選考や面接の場で、周りとの差をつける重要なもの。広報と業務内容が似ていますので、広報志望の方にも参考になるはず。混同しやすい志望動機と自己PRとの違いについても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。

PR会社の仕事内容から志望動機のヒントを見つける

志望動機とはその業界・業種だけでなくその会社を選んだ理由を述べるものです。そのためほかのPR会社でも通じるような志望動機であれば、「その会社を志望した理由」としては弱くなります。どんなことがきっかけでその会社に入りたいと思ったのか、会社のどんな点に惹かれて応募したのかについて述べるものですので、会社についてしっかりと研究・調査をして臨む必要があります。しっかりと会社についても、自分の思いについても深堀りをすることで、あなただけの志望動機となります。


PR会社やその業界に惹かれた理由は「なんとなく楽しそう」という思いからかもしれません。しかし、それでは選考を通過することはできません。楽しそうと思ったのなら、どんなところに面白みを感じたのかを徹底的に自問自答していきましょう。自分がどこに惹かれたのかを知るヒントは、PR会社という業界やそれぞれの会社の業務内容にあります。実際に自分が仕事をするイメージをして、どこにやりがいを感じられそうかをチェックしてみるとよいでしょう。


近年では、出来上がった商品についてPRするだけでなく、PR的な視点で企業の製品や商品開発にPR会社が携わるケースも増えてきています。その場合はマーケティングの知識も重要となります。


志望動機ではさらに、「入社後にやりたいこと」を加えることをおすすめします。これを行うことで志望動機により説得力が増すからです。可能であればどのような企画を行いたいかが、具体的に盛り込めればよりよいでしょう。しっかりと会社について調べてきたというアピールにもなります。

PR会社への志望動機の作成ステップ

それではここからはPR会社へ応募する際の志望動機の作り方について、より詳しく解説していきます。


まず行うべきは業界研究・企業研究です。あるPR会社に惹かれたとしてその企業について詳しく調べ、「その企業でないといけない理由」を志望動機に盛り込んだつもりであっても、PR会社とはどういうものなのかが分かっていないと、志望しようとする企業の独自性は見出すことが難しいはずです。たとえさまざまなPR会社があるなかで、1社しかエントリーしないとしても、必ずPR会社全体のことを知っておくことをおすすめします。


企業や業界についての研究をし、PR会社のことをしっかりと理解した後は、自分がPR会社に惹かれた理由を深堀りしていきましょう。新卒でPR会社へのインターンシップ経験や、中途での転職ですでにPR会社や広報職の経験があれば別ですが、そうでない場合はPR会社の志望動機は不明瞭であることが多いでしょう。ステップとしては、なぜPR会社に惹かれたのか、その中でもなぜそのPR会社なのかというように、大きなカテゴリーから小さなカテゴリーに向かって考えていくと自然と具体性のある志望動機となるはずです。

書いた志望動機を客観的に判断しよう

選考期間中は、履歴書やエントリーシート、面接などさまざまなシーンで志望動機を述べるシーンがあります。自分では完璧に書けたつもりでも、どこのPR会社でも言えるような内容になっていることも少なくありません。新卒なら大学の就職関連のスタッフや、転職なら転職エージェントなどに見てもらうことをおすすめします。それが難しい場合は、「自分が採用担当になったつもりで」志望動機をチェックしてみましょう。自分が面接官だった、ここが疑問に浮かぶ、ここはもうちょっと深く聞きたいといった点が見つかるはずです。  

自己PRと志望動機を混同しないように注意しよう

最後に、志望動機と自己PRの違いについてお伝えします。志望動機が、その会社に入りたい理由であるのに対し、自己PRは自分自身がどんな人間でどんな能力があるかをアピールするものです。例えば「語学力を活かして海外市場の発展に貢献したい」といったものなどが自己PRとなります。伝わりづらいものに関してはエピソードを通して説得力を持たせるのがよいでしょう。


もちろん会社の業務や仕事内容に関連があるものであればなお良いですが、たとえば「コツコツと努力ができる人間」、「ピンチに対して柔軟に対応できる人間」「コミュニケーション能力が高い」といった汎用性が高いものでも問題はありません。注意すべきなのは、志望動機と自己PRの間で矛盾が生じないようにすることです。


近年ではPR会社の役割も少しずつ変わってきています。その一例がTVや雑誌などでのPRだけでなく、SNSなどを使ったPR手法です。日頃Webを利用する機会はたくさんあると思いますが、日々このニュースは話題になるか、どうすれば注目を集められるかなど考えることもPR会社として働くうえでの訓練になりますよ。

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