• 2020/06/03
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グロースハッカーとして活躍するのに役立つ資格! 基本のものから上級者向けまで紹介します

  • マーキャリ 編集部
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Webエンジニアとマーケターどちらの能力も兼ねそなえたグロースハッカーは、現在WebやIT業界において非常に重要視されている職種の1つです。高い知識やスキルが必要とされるグロースハッカーは、得られる年収も高くなる傾向があることからすでにマーケティング関連の仕事を担当している方を中心に多くの人が目指すキャリアでもあります。


この記事ではグロースハッカーとしての転職を目指す方に向けて、グロースハッカーにとって価値のある資格について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

グロースハッカーへの就職・転職事情

グロースハッカーは、グロースハックという言葉が生まれてまだ10年ほどの新しい職業です。しかし高い能力を持つグロースハッカーを求める企業は少なくありません。そのためグロースハッカーを募集する求人も多いです。基本的にはフリーランスではなく、企業に在籍するのが一般的です。


しかし、グロースハッカーとして就職・転職するのは容易なことではありません。特に新卒で知識やスキルがない状態からいきなりグロースハッカーになれることは基本的にはないと考えてください。グロースハッカーを目指すならまずはグロースハッカーが活躍している企業に入社してマーケティングやプログラミングの知識やスキルを身につけるのがキャリアプランとなるでしょう。


転職でグロースハッカーを目指す際も、WebマーケターやWebエンジニアとしての経験がなければ新卒と同じようなルートを目指すのが近道でしょう。とはいえ、マーケターなどの関連職種も未経験からの転職は簡単ではありませんので、今回紹介する資格などの勉強を行うことでアピールにつなげてみるのもよいでしょう。

グロースハッカーになるために有利な資格を3つ紹介!

ここからはグロースハッカーになるため、もしくはグロースハッカーとして活躍するために役立つ資格について紹介していきます。まず前提としてグロースハッカーとなるために、特定の資格がないとなれないわけではありません。弁護士や医師のように資格がないとグロースハッカーとして働くことができないわけではありませんが、グロースハッカーとしての知識を身につける上では非常におすすめのものになります。


今回はグロースハッカーを未経験から目指す方向けの基本的な資格から、難易度が高いものまで幅広く紹介していきます。紹介するものはすべて国家資格となっています。  

ITパスポート

ITやマーケティングを専門としなくても、すべての社会人にとって重要な情報技術に関する基礎知識が学べる国家資格です。AIやIoTなどの新しい技術や手法に関する知識だけでなく経営戦略やマーケティング、財務や法務といった知識、セキュリティやネットワークに関する知識まで幅広く学ぶことができます。合格率は50%程度となっています。  

参考:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

基本情報技術者試験

ITパスポートが、IT社会で働く社会人としての一般教養だとすれば、基本情報技術者試験からがITを扱う専門家としての最初の一歩となる試験と言えます。IT業界で働くにあたっての必要な知識や情報処理に必要な論理的思考ができるかが問われる試験となっています。プログラミングに関する知識も問われますので、プログラミング言語の基本も習得する必要があります。ITエンジニアの登竜門とも呼ばれる資格で、「基本」とついていても難易度は高く、合格率は25%程度です。

参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

応用情報技術者試験

基本情報技術者試験が、IT業界で働くうえでの登竜門であるなかで、応用情報技術者試験はその1段階上のものになります。具体的には、ある程度経験を積んだ30歳程度の受験者が多くなっています。技術から管理、経営まで幅広い知識と応用力を身につけられ、システム開発や運用において高いパフォーマンスを発揮できます。


基本情報技術者試験・応用情報技術者試験ともに情報処理技術者として活躍する上での包括的な知識を求められるものです。さらに上位でストラテジスト・システムアーキテクト・サービスマネージャー・プロジェクトマネージャ・テクニカルスペシャリストといった資格を目指すためにも重要なものとなります。合格率は22%程度です。

参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

さらなる難関資格も

応用情報技術者試験よりもさらに上位の資格として、グロースハッカーに関わりが深いものとしては「システムアーキテクト」、「プロジェクトマネージャ」、「ITストラジスト」があります。そのうちのシステムアーキテクトは、上級のシステムエンジニアを対象としたもので、情報システム全体を理解することができる幅広い知識が必要となるものです。


システムの開発に必要となる要件を定義、それを実現するためのアーキテクチャ(構造)を設計することができる証明となる資格です。専門性と難易度ともにかなり高く、合格率は15%ほど。多くの受験者は応用情報技術者試験を突破してから受験することを考えるとその難易度の高さが分かるのではないでしょうか。  

ウェブデザイン技能士

ウェブデザイン技能士は、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験と並行して勉強したい資格です。3級から1級まであるので、まずは3級からトライしていくことをおすすめします。3級ではHTMLとCSSがメインで、2級ではJavaScriptなどの技術が問われるようになります。コーディングやプログラミングといった技術だけでなく、ウェブを取り巻く歴史やユニバーサルデザインなどのウェブ制作に関わる広い範囲の知識が必要になります。 

参考:https://www.webdesign.gr.jp/



グロースハッカーを目指すにあたって有利となるWeb系の資格はたくさんあります。しかし資格はあくまでグロースハッカーとして採用されるにあたってのアピールポイントの1つであることは頭に入れておいてください。どんなに技術があろうと志望動機が抽象的なものであるなどすれば、グロースハッカーとなることは容易ではありません。グロースハッカーを目指すのならすぐに求人を探すのではなく、そもそもなぜグロースハッカーになりたいのかといったところから自己分析してみてはいかがでしょうか。

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