• 2020/05/21
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DMPって何? 導入したらできることや導入時の注意点を解説

  • マーキャリ 編集部
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マーケティング活動を行う上で重要となるのは、適切なターゲットに適切にアプローチをかけること。TVCMなどのマス向けの広告配信では、不特定多数の人にアプローチできるというメリットがある反面で、自社のターゲットとなる人にダイレクトにアプローチをかけるのが難しいという特徴があります。ユーザーにとっても最適な広告を届けるために、近年注目を集めているのが「DMP」です。


この記事では、「DMPとは何か」について、その役割やできること、DMPを利用するメリットなどについて基礎的なところに絞って解説しています。マーケティング初心者の方や、DMPという言葉を初めて聞いた方でも理解しやすいように、基礎的なところから、専門用語をなるべく使わずにわかりやすく説明しています。ぜひ、参考にしてください。

DMPとは

DMPとは「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)」の略称です。DMPはインターネット上に蓄積されるさまざまなデータを統合して管理するためのプラットフォームです。DMPを導入することで、DMPに蓄積された顧客の属性データ、Webサイト上の顧客の行動履歴、Web 広告配信データなど様々なデータを用いることができるようになります。


たとえば特定ユーザーだけをターゲットにした広告配信を行ったり、過去に商品を購入したユーザーに新製品の案内メールを送ったりというように、ユーザーそれぞれに適したマーケティングを行うことが可能です。

DMPの2つの種類

DMPには「オープンDMP(パブリックDMP)」と呼ばれるものと「プライベートDMP」と呼ばれる2種類があります。それぞれの特徴についてみていきましょう。 

オープンDMP(パブリックDMP)とは

オープンDMPでは外部のさまざまなデータ提供企業が保有している顧客の年齢や性別といった属性情報やWebサイト行動履歴といったデータを蓄積・管理します。Webサイト行動履歴とは、自社の顧客が他社サイトでどのような行動をとっているかというもので、これが分かることで既存顧客が持つニーズや関心を深く分析することができます。


オープンDMPの特徴としては、自社が持たない外部の情報を手に入れられるということ。自社が持つデータが少ない場合には、オープンDMPを導入することで、マーケティングがしやすくなるでしょう。 

プライベートDMPとは

プライベートDMPは、自社の顧客に関する購買履歴や行動履歴、興味関心といったさまざまなデータを蓄積・管理するDMPです。BtoB企業であれば、所属企業や部署、役職といった情報も盛り込んで管理できます。オンライン上のものだけでなく、店舗への訪問や店舗での商品購入の履歴などのオフライン情報も管理できます。

DMP導入のメリット

DMPを利用することで得られる最大のメリットは、顧客に関するデータを一元管理できるとことにあります。このことにより、まずはデータを探す手間が省略できます。データは蓄積されればされるほど、どこに保管しているか分からなくなるもの。顧客に関するデータはDMPにあるとなれば、業務が効率化します。  DMPは、自社のデータだけでなく、外部から得た情報もまとめて管理できるシステムなので、業務とマーケティング活動の効率化につながるでしょう。


自社が持つ情報だけでは難しかったターゲティングが、DMPを利用することでより細かい属性や単位で行うことが可能になり、効率的なマーケティング施策を打てるようになります。ユーザーひとりひとりに合ったアプローチが可能になることで、マーケティング施策の効果のアップにもつながります。

DMPを利用するデメリット

DMPを導入することでマーケティング活動やデータ管理システムの効率化を図ることができます。導入することで大きなメリットのあるDMPですが、DMPを導入する際には注意すべき点もあります。


まずオープンDMPの場合は、得られる情報が外部からのものであるということ。そのためデータをうのみにするのは少し危険性があるでしょう。外部データだからこそ、データの質や制度を見極めることが重要になります。


プライベートDMPの場合は、オープンDMPと比べると、導入や運用コストが高いのが一般的です。できることが多い分、データの整理に余計な時間を費やしてしまったり、既に持っているデータとの紐づけや一元化が難しかったりといった注意点があります。

DMPを導入する前に

自社でDMPの導入の検討をする場合には、まず「導入の目的」をはっきりとさせるところから始めるべきでしょう。DMPを導入することでどんな課題を解決したいのか、どんな広告運用に役立てたいのかといったところは必ず明確にしておく必要があります。これらがはっきりとすることでオープンDMPかプライベートDMPか、といったことも決まってきます。


また、DMP導入時に忘れてはいけないのが、「誰がどのように運用するか」です。宝の持ち腐れとならないように、どのような体制で運用し、施策を実施していくかは、あらかじめ決めておくことです。



モノが良ければ売れる、大々的に広告を打てば売れるという時代ではない現代において、いかに個別に最適なマーケティングを行うかが重要になってきています。DMPがあれば広告配信においては、かなり有効な施策を行うことができるでしょう。膨大なデータを一元管理できるDMPですが、データの保管場所として使うのはもったいないです。どのような行動をとるためにDMPを導入し、活用するかが、マーケティング活動のカギとなるのではないでしょうか。

マーキャリ 編集部

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