・業務概要
建設業界に特化した人材派遣の営業
担当顧客企業の支店や工事現場に直接足を運び、決済担当者や現場の方々にご挨拶。その後、現場状況をヒアリングし、人材需要を確認。現場状況と需要詳細から、施工管理・CADオペレーター・事務員の方を中心に紹介。
契約後は、取引先に派遣社員の評価や就業状況をヒアリング。また、派遣社員に対しても現在の就業内容・人間関係・体調面・通勤などを徹底的にヒアリングし、定着までフォロー。ヒアリングは1訪問につき1時間程度。また、担当顧客を増やすために飛び込み営業を実行。1日約8件。

・営業スタイル
新規開拓70%、既存顧客フォロー30%、その他電話

・取引顧客
準大手・中堅ゼネコン会社を中心に取引。

・実績
2023年度9月に月間5本の契約（新卒営業部93名中1位、その後も10月に3位、11月に5位と高順位を維持)
中堅ゼネコンで既存に取引のない状態からスタート。8本の売上により、会社へ480万円ほどの貢献。
目標契約件数12本に対して達成率125%（2023年11月時点）

・ポイント
ターゲットの企業を絞り、業界分析や顧客分析を行ったうえでの商談に注力しました。
そして分析していく中で、潜在的に需要があると推測し、主に２つの手法が有効だと考え、商談の際に取り入れました。
１つは、長期的な目線での提案をすることです。
例えば、3人で回せている現場だとしても、現場社員1人1人の残業時間が60を超えていることは少なくありませんでした。これは1人にかかる負担が大きく課題だと捉え、人材の提案の中に2024年4月から始まる労働改革本格化による影響の説明を組み込みました。
もう１つは、足りないもの同士で比較することです。
例えば、お客様からCADオペレーターの需要を引き出した際、そのニーズを完璧に満たせる人材はいないことがほとんどであります。そのため、案件を獲得したとしても、その後の提案に繋げることは困難になる場面が多かったです。そこで私は事前に2つのタイプの人材を用意し、人材ベースで紹介することに注力しました。より具体的に申しますと、お客様から頂いた要望を半分ずつ満たせる人材を提案しておりました。
その結果、これまで取引のない中堅ゼネコンの新規取引を開始し、その1社に対し4ヶ月で8名の増員を実現しました。