• 2019/02/04
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結婚・出産・育児に前向きになるための女性のキャリアの積み方って?【後編】

  • マーキャリ 編集部
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この記事は『マーケティング担当の「キャリアパス」とは?』の後編になります。
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結婚・出産後も育児をしながら活かせるキャリアは何?



結婚・出産後、育児をしながら「働き続けることが可能」であるということを知っていただいた次には、女性が女性らしく活かせるキャリアは何であるかを見ていきましょう。

育児をしながら活かせるキャリア

女性が将来的なキャリアプランを考えたとき、「結婚」よりも出産・育児に対して不安要素を抱えているようです。

女性が育児をしながら働き続けることを考えたとき、先述したとおり、どうしても時間の制約が出てしまいます。時短勤務といった雇用形態で働くことを希望したいと考える人もいることでしょう。

では、企業側としてはどうでしょうか?
国の施策により、短時間勤務制度などの、家庭環境に応じた柔軟な働き方を推奨している企業が増加しています。平成28年(2016年)では、有効回答数4,213事業所のうち、60.8%が短時間勤務制度を導入しているとの調査結果が出ています。(前年度比3%アップ)
参照:経済産業省資料4:短時間勤務制度(育児)の導入状況において(P40)
http://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/2050_keizai/pdf/001_04_00.pdf

また、「しっかりと母親業をこなさなくては!」という意気込みから、働くことへのタイミングを失ってしまう女性も多くいます。子どもが大きく育つまで、自らのキャリアを諦めなくても、子育て同様、コツコツと育てていけるキャリアのつくり方もあるのです。

いろいろと、模索してきたけれどこれまでやってきた仕事を変えないと、時間的にも育児との両立が厳しい場合は、可能な限り転職を考えてみることもひとつの方法です。

たとえば、これまでのスキルを活かして、在宅でできる仕事へシフトを行うことも視野にいれてみるとよいでしょう。

また、WebライターやWebデザイナーは、その技術から別の職種へ派生させることもできます。

産休・育休を挟んでも活かせるキャリア

産後復帰しやすい女性に仕事として人気が高いのは、公務員です。
平成30年(2018年)4月の公表資料によると、女性の国家公務員は34.0%。うち、総合職は32.5%の割合となっています。

参照:内閣官房・国家公務員採用試験からの採用者に占める女性の割合の推移
https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/jinji_w5.html

民間企業と比較すると、給料や福利厚生などが安定しているうえに子育て支援が整っていることが多いため、長く働く人が多くいます。生涯働きたい女性にとっては、出産や育児支援のための制度が整っていることがとても魅力です。

ただ、公務員は公務員試験を受けなければいけず、いざ!となってもなかなかハードルが高い仕事ですよね。そう思えば、民間企業や前章で述べた在宅の仕事を目指す方が現実的かもしれませんね。

まとめ

結婚、出産によって、それまでの働き方や環境が変わってしまうことに戸惑いを感じるのは、当然です。しかし、結婚・出産・育児の経験が、人として成長をさせるということも覚えておいてほしいのです。

育児は、一生行わなければいけないものではありません。子どもはいつか親の手元を離れていくものです。そうなったときに、「私の人生」といえるキャリアを、目指していってほしいと思います。




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