この記事は「営業職に必要なスキルと適正!持っていると役に立つ資格7選!」の後編になります。
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営業職全般に役立つ資格とは?
営業担当を担うためには、持っていて役立つ資格が多くあります。ひとつずつ見ていきましょう。営業全般にあると有利な資格
転職を機会に営業職に就こうとしている人は、これを機に取得しておくとよい資格です。
営業力強化検定
株式会社サーティファイが運営する、ビジネス能力認定試験のひとつ。Web受験が可能という手軽さと、他の資格受験料よりも低く設定されているため、万が一1度で合格できなかったときには、再度挑戦しやすい資格でもあります。
営業士検定(初級・上級・マスター)
営業士検定とは、日本営業士会の検定制度です。試験内容はメーカー、販売先双方からの視点で販売に関する技術とマーケティングの知識、また生産や商品開発に関するスキルを有しているかというところが重視されます。合格すると「営業士として認定」されます。営業士検定は、初級・上級・マスターと各級に分かれています。受験内容は、営業の基本となる知識、マーケティングの知識、顧客への対応、営業の提案方法などについての理解度を測る検定となっています。
セールスレップ1級~3級
日本セールスレップ協会が、営業のプロとしての能力を認定する制度。3級から1級まで各級があり、それぞれに課題となるテーマが分かれています。主に、マーケティングに関する知識や、企画型営業の応用知識、また1級になると法規に関する知識が必要になります。付加価値をつけることができる資格
自分自身の価値を高められる資格を紹介します。
販売士1級~3級
商工会議所が実施する認定資格試験。流通や小売業に関する知識や技能、また財務といった幅の広い資格です。営業職というよりマーケティング色が濃いところが特徴です。
中小企業診断士
中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行うための国家資格です。1次試験を2日間かけておこないます。合格後は、2次試験と15日間の実務への従事期間があり養成工程を経て登録が可能になるため、ハードルはかなり高めです。
ファイナンシャル・プランナー(FP)
日本FP協会の実施する認定資格試験。金融や税制を中心に、その他不動産、保険、教育資金、年金制度などの幅広い知識に基づき、一般世帯から企業までを対象にアドバイスとサポートを提供するものです。
TOEIC・実用英語検定
TOEIC・英検はいずれも英語力を示すための資格。履歴書に書いて評価されるレベルはTOEIC700点以上、英検2級以上のレベルが必要です。まとめ
以上のように、幅広い知識や理解力が必要となる営業職は、仕事を通じて自分自身の人間力を高めることへと繋がっていきます。必要となる適正はありますが、一度基本を押さえておくと、業種が変わっても応用が利くところが営業職のよさです。生涯のうち、一度は営業職を経験されてみてはどうでしょうか?