【SaaS企業の労働環境に関する調査】コロナ禍が落ち着いた現在、約8割の方が出社することにメリットを感じていると回答。

【SaaS企業の労働環境に関する調査】コロナ禍が落ち着いた現在、約8割の方が出社することにメリットを感じていると回答。

「セールス、マーケティングのデジタルシフト」を支援するマーケティングカンパニー、株式会社エムエム総研(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役CEO:萩原 張広 以下、「エムエム総研」)が運営するSaaSセールス特化型転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』は、SaaS企業に勤める採用・人事担当者を対象に「SaaS企業の労働環境」に関する調査を実施しました。

<調査背景>

前回の調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000051914.html)では約8割のSaaS企業がハイブリットワーク(リモートワーク)によって働きやすさが増したと回答しました。このような働き方はコロナ禍で急拡大し、また近年では「SaaS(Software as a Serviceの略。クラウドを介して提供するソフトウェアのこと)」の登場が後押ししたこともあり、場所を問わずに働くことができる環境が整いつつあります。

では、コロナ禍が落ち着いた現在、SaaSを提供する各企業の労働環境の実態はどのようになっているのでしょうか?

そこで今回、『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営する株式会社エムエム総研は、SaaSに勤める採用・人事担当者を対象に、「SaaS企業の労働環境」に関する調査を実施しました。


<調査サマリー>

・SaaS企業で働く方の約半数が毎日出社している

・営業職とエンジニア職を比較すると、傾向としてエンジニア職のフルリモート率は高い

・約8割が、出社することのメリットを感じていると回答

・出社メリットは、『コミュニケーションの取りやすさ』『社内ネットワーキングの機会が拡がる』『チームの一体感や信頼関係の作りやすさ』

・SaaS企業で働く8割以上の方が『オフィスワークのための社内環境や設備が充実している』と回答

<調査概要>
【調査概要】「SaaS企業の労働環境」に関する調査
【調査期間】2024年4月4日(木)~2024年4月5日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】調査回答時にSaaS企業の採用・人事担当者であると回答したモニター
【調査元】株式会社エムエム総研(https://www.mmsouken.co.jp/)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

はじめに、今回協力していただいた方のお勤め先の企業規模は、以下の通りとなります。

◆お勤めの企業の従業員数を教えてください

『10人未満(1.1%)』『10人~49人(12.2%)』『50人~99人(18.7%)』『100人~299人(25.7%)』『300人~999人(18.5%)』『1000人以上(23.8%)』

◆お勤めの企業の売上高を教えてください

『1億円未満(4.3%)』『1億円~5億円未満(13.6%)』『5億円~10億円未満(17.1%)』『10億円~50億円未満(20.9%)』『50億円~100億円未満(14.0%)』『100億円~300億円未満(12.5%)』『300億円以上(17.6%)』

SaaS企業の職種による出社頻度の違い

ハイブリッドワークを導入する企業が多いSaaS企業ですが、職種によって働き方の違いはあるのでしょうか。

まずは、営業職とエンジニア職の出社頻度の違いについて比較してみましょう。

営業職/エンジニア職の方の出社頻度はどの程度ですか?

はじめに、「営業職の方の出社頻度はどの程度ですか?」と質問したところ、『毎日(週4、5日)(54.0%)』と回答した方が最も多く、『週2、3程度(27.0%)』と続きました。

続いて、「エンジニア職の方の出社頻度はどの程度ですか?」と質問したところ、『毎日(週4、5日)(44.3%)』と回答した方が最も多く、『週2、3程度(34.3%)』と続きました。

週2、3程度以上の出社頻度はそれぞれ約8割前後と職種による大きな違いはないものの、営業職のほうが毎日出社する割合が高いようです。
また、エンジニア職の方がフルリモートで働く方の割合が高いことがわかりました。

では、現状の出社頻度について課題はあるのでしょうか?詳しく聞いてみました。


■社員の出社頻度に関する課題とは?

・チームごとに出社に対する意識が異なり、私のチームでは年次が高い社員の出社率が悪い(20代/男性/従業員 1000人以上/売上高 10億円~50億円未満)

・現在は特にないが、今後は職責によって出社頻度に差が出るのではないかと懸念しています(30代/男性/従業員 300人~999人/売上高 100億円~300億円未満)

・テレワークは非対面の働き方であるため、個々の労働者の業務遂行状況や成果を生み出す過程で発揮される能力を把握しづらい、といった点が課題です(30代/女性/従業員 300人~999人/売上高 10億円~50億円未満)

・営業職の社員は出張が多く出社率が高いので、リモート率を増やせないかということが今の課題です(30代/女性/従業員 100人~299人/売上高 1億円~5億円未満)

・会議はオンラインで出来るのに対面にこだわる部門がまだ多い(40代/女性/従業員 1000人以上/売上高 300億円以上)

事業、組織の急成長や大規模採用拡大に取り組むSaaS企業であるほど、入社後研修や教育、チーム間コミュニケーションが求められることから出社頻度が高い傾向にあるのかもしれません。
ハイブリットワークにより、新たな課題が生まれていることは確かなようです。

8割以上が「出社メリットを感じている」と回答!その理由は?

それでは、次に、出社することのメリットはどのような点が挙げられるのでしょうか。

あなたは、出社のメリットを感じていますか?出社の主なメリットは何だと思いますか?

「あなたは、出社のメリットを感じていますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい(85.7%)』と回答しました。

SaaS企業でも8割以上の方が出社のメリットを感じていることが判明しました。
そこで、前述の質問で「はい」と回答した方に、「出社の主なメリットは何だと思いますか?」と質問したところ、『コミュニケーションが取りやすい(41.8%)』と回答した方が最も多く、『社内ネットワーキングの機会が広がる(21.8%)』『チームの一体感や信頼関係を作りやすい(21.0%)』と続きました。

出社のメリットとして、コミュニケーションの取りやすさが一番のメリットに挙げられました。
出社時のフランクな会話や他部門のメンバー等との交流が、チームビルディングや社内の信頼関係の構築につながりやすいのかもしれません。

8割以上の方が出社のメリットを感じていることがわかりましたが、快適なオフィスワークにあたり、社内環境や設備にはどのような工夫をしているのでしょうか。
SaaS企業の労働環境、制度についても伺いました。

オフィスワークのための社内環境・設備は充実していると思いますか?

「オフィスワークのための社内環境・設備は充実していると思いますか?」と質問したところ、『とても充実している(24.3%)』『まあまあ充実している(59.3%)』『あまり充実していない(13.6%)』『まったく充実していない(2.8%)』と回答しました。

「充実している」と回答した割合を合計すると約8割となることから、多くのSaas企業ではオフィスワークのための社内環境や設備が整っていると言えそうです。

具体的に、導入しているユニークな制度や取り組みについて伺いましたので、一部を紹介いたします。


■お勤め先の企業で行っている(行う予定の)ユニークな制度や取り組みとは?

・オンラインヨガを開催するなど健康意識の促進(20代/女性/従業員 300人~999人/売上高 10億円~50億円未満)

・自社で開発した歩数アプリを利用してウォーキングラリーを開催しています(30代/女性/従業員 1000人以上/売上高 50億円~100億円未満)

・昼休憩に、無料でフルーツを提供する(40代/男性/従業員 100人~299人/売上高 50億円~100億円未満)

・ソフトボール大会を行い、心身共にリフレッシュさせている(40代/男性/従業員 50人~99人/売上高 10億円~50億円未満)

・スポーツメーカーとコラボした社内独自の体操を毎朝行っている(50代/男性/従業員 300人~999人/売上高 10億円~50億円未満)

このように、仕事面だけではなく、健康面にも配慮されたユニークな制度や取り組みを行っていることが分かりました。

今後は、どのような取り組みを行っていくべきだと考えているのでしょうか。

今後、人材の活躍という視点でどのような取り組みをしていくべきだと思いますか?(複数回答可)

「今後、人材の活躍という視点でどのような取り組みをしていくべきだと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ワークライフバランスの改善(43.0%)』と回答した方が最も多く、『フレシキブルな出勤制度(33.8%)』『社内コミュニケーションインフラの充実(31.4%)』と続きました。

リモートワークやハイブリッドワークを取り入れたことにより、他の業界よりも働き方の幅が比較的広いと言われているSaaS企業ではありますが、人材をさらに活躍させるためには、従業員のワークライフバランスの改善やフレキシブルな出勤制度の整備、社内のコミュニケーションの充実が必要だと考えている様子がうかがえました。

【まとめ】出社メリットを感じる社員は多数!人材の活躍を推進する各社の工夫が満載!

今回の調査によって、SaaS企業内の職種別の出社頻度や快適なオフィスワークのための設備や制度の工夫に関する実態が明らかになりました。

8割以上の方が出社メリットを感じていると回答し、出社頻度が高い中でも、『コミュニケーションの取りやすさ』や『社内ネットワーキングの機会が拡がる』といった観点で対面のメリットを感じている社員は多いようです。

さらに、仕事面だけではなく、健康面にも配慮されたユニークな制度や取り組みを行っていることが分かりました。人材を一層活躍させていくためには、さまざまな制度改革や改善は欠かせないと言えるでしょう。

今後も成長を続けるSaaS企業各社の人材がより活躍するユニークな労働環境やフレシキブルな出勤制度には注目していきたいと思います。

マーキャリ NEXT CAREER

執筆者

マーキャリ NEXT CAREER

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