攻めと守りの複数SaaSを展開するウイングアーク1st|顧客の成功とDX推進に貢献するフィールドセールス/インサイドセールスを募集(後編:インサイドセールス編)

攻めと守りの複数SaaSを展開するウイングアーク1st|顧客の成功とDX推進に貢献するフィールドセールス/インサイドセールスを募集(後編:インサイドセールス編)


■ウイングアーク1st株式会社

2004年に創業後、帳票や電子取引、データ分析など複数のプロダクトを通じ、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援。帳票・文書管理の「SVF」は国内シェアNo.1で導入実績は30,500社以上。情報活用ダッシュボードの「MotionBoard」は2,800社以上の導入実績を誇る。

坂井友美氏(マーケティング本部 MOFD部 副部長 BDR Gグループマネージャー・写真左)
井上智貴氏(マーケティング本部 MOFD部 SDR Gグループマネージャー・写真中央)

前編:フィールドセールス編に続き、ウイングアーク社1st社の営業の中でも、インサイドセールス職の魅力や仕事内容、キャリアパスについてマーキャリNEXT CAREERキャリアアドバイザーの河村が坂井氏、井上氏にお話を伺いしました。

豊富なリードがあるため、常にインサイドセールス人材を求めている

マーキャリ:まず、インサイドセールスチームの現状について教えてください。

坂井: 現在、18名が在籍しています。その内12、3名ほどがSDR(反響型営業)に、4、5人がBDR(新規開拓型営業)のチームに配属されています。チームはさらに製品単位で分かれていています。業務委託先でもコール担当をしている方が5名ほどいるので、合計20数名のチーム構成ですね。事業をスケールするため、組織も日々大きくなってきています。

また、ありがたいことに、展示会やオンラインイベント、Webサイトなどによるリード獲得の量も多く、常に人材を募集しています。



マーキャリ:お二人のインサイドセールスとしての役割や業務内容について教えてください。

坂井:私はBDRに所属していて、ハウスリストからだけでなく、各部門から特に重要度の高いお客様をつないでいただいてアプローチしています。いわゆるABM(アカウントベースドマーケティング)ですね。自社製品であるMotionBoardでデータ分析を行いターゲット企業とのマッチ度を測って営業を進めていきます。

井上:私はBIを中心に、SDRとして受注につながる商談をいかに作れるかをゴールに活動しています。BIには比較検討される他社ツールも多いので、カウンタートークやブラッシュアップについて常に考えながらアプローチしています。

また、営業にリードを渡す際に、営業の対応工数をいかに削減するかが我々SDRの役目でもあると思いますので、リードの育成が不十分だと感じる場合はナーチャリングして、いかに案件化に近づけることができるかを意識して行っています。

「Build the Trust」を有言実行する組織

マーキャリ:続いてお二人のキャリアについてお伺いします。まず井上さんが転職された決め手は何だったのでしょうか。

井上:私は元々SIerの新規営業で、システム業界にいたこともありウイングアーク1st製品には興味・理解がありました。前職では製造業特化で提案していましたが、ウイングアーク1stは金融や飲食を含め、あらゆる業種に提案できるのが魅力的でしたね。

入社の決め手としては、転職にあたり私の事情を汲んでくださったことです。当時、家族の事情で入社をお待たせしてしまったのですが、ウイングアーク1stは快く待ってくれました。入社した後も人の良さは変わらず、「Build the Trust」、つまり信頼をキーワードに優しい文化を持っている点が魅力的でした。



マーキャリ:ありがとうございます。坂井さんは組織を作ってきた立場として大事にされてきたことはありますでしょうか?

坂井:私は新卒でウイングアーク1stに入社し、営業経験を積んでからSDRの立ち上げを担当しました。BDRを立ち上げたのは1年前のことですね。

2016年頃はまだインサイドセールスが存在せず、クラウド営業統括部という部署に在籍していました。代表突破でアポ取りするための活動もしており、営業の売上につながることが多くあったのでインサイドセールス組織として独立させることで、取りこぼしているお客様の調整や売上増加を実現できるのではないかと考えSDRを立ち上げました。当初、無理やりなアポ取りをしていたケースもありましたが、軌道修正して、お客様からの信頼を第一に考えて行動していこうと意識して組織を作っていきました。

整った教育体制と、自由なキャリア選択が魅力

マーキャリ:ウイングアーク1stのインサイドセールスで働くことで得られるスキルやキャリアについてはどのようにお考えですか?

井上:ウイングアーク1stでは複数のプロダクトを扱うため、お客様の事情やニーズ、システムの知識が深められます。知識が少ないメンバーに対する教育や情報提供の場が充実しているので、正しいノウハウを得られます。また一人で孤独に対応することも多いインサイドセールスで、チームとして活動できるのも強みだと思いますね。

坂井:実は、インサイドセールスチームは新卒がほとんどで、中途採用は3名ほどしかいません。このことから、出自を問わず入社3~4年の若いうちから活躍できるのだと考えています。

インサイドセールスを立ち上げた身として、毎年入社する新卒の方への教育や組織運営の体系化、構造化については意識しています。マニュアル制作も積極的に行っているので、新卒や未経験者でも信頼関係を作るインサイドセールスに挑戦できる点は魅力なのではないでしょうか。

そこから1年ほどで営業に転向したり、数年後にマーケティング部門へ異動したりする方もいます。キャリアを変動させる社員が多いですが、インサイドセールスを極める方ももちろんいますよ。

マーキャリ:若手育成の役割を持つ組織となると、3年ほどで育成した人材が離れるケースが多いと思います。人材の流動性が高い組織だからこそ、人材のキャリア形成についてどのように考えていますか?

坂井:弊社としては、育てた人材が多部門で活躍することを応援したいと考えています。メンバー一人ひとりの形成したいキャリアに合わせて必要なスキルや経験を積めるよう、与える業務も工夫しています。例えば営業に行きたい人であれば、Web会議を担当するチームを通ってから営業へ異動できますし、マーケティング志望の人であればBDRで戦略的な部分を学んでから異動することも可能です。部外にもノウハウを積んだ方々を出して活躍してもらうことが、会社にとっても良い結果を生むと考えていますね。



マーキャリ:研修や勉強会が充実しているのも御社の特長ですね。

井上:そうですね。BDRとSDR合同の隔週の勉強会に加え、SDR内ではコールのフィードバックやチームミーティングを毎日行っています。リモートワーク主体ではありますが、報告会を通して毎日顔を合わせるようにしています。

また、担当する製品が決まった後は、製品の特徴だけでなく、架電の練習やよくあるパターンの解説もしてもらえます。3カ月以上の時間をかけて、業務に慣れながら製品の理解を深めていくことができますよ。

坂井:弊社はソリューションの開発頻度が早く、種類も豊富ですので、常に勉強しなければいけない状況でもあります。そのため、同じ作業の繰り返しになるようなことはなく、常にインプットとアウトプットが更新されていくことが大変でもあり、面白いところでもあります。

出自不問! 未経験から活躍できるインサイドセールス組織

マーキャリ:人材を募集するにあたり、重視しているスキルはありますか。

井上:中途採用の場合は特に、お客様との折衝経験があるかが重要です。お客様と約束を取り付けることになるため、責任感も求められると思います。

他には、新しい環境を楽しめることや、チャレンジ精神を重視しています。弊社は、若手でもリーダーになれたり、新しい試みに対して気軽に挑戦できたりする環境です。もちろん、既にいるメンバーも挑戦を受け入れる方ばかりですよ。

坂井:チャレンジ精神のほか、責任感や顧客志向も大切ですね。ITの素養がなくても、やりたい気持ちや強い責任感、高い向上心がある人なら活躍できます。弊社には学ぶ土台や新卒を育てている実績・ノウハウがあるので、経験者かどうかはそこまで重要ではないと思いますね。

マーキャリ:ありがとうございます。最後に、貴社のインサイドセールス部門で働く魅力について教えてください。

坂井: 弊社のインサイドセールスは立ち上げて間もない組織で、高い成長性を秘めています。その組織を大きくしていく経験は、他のチームではなかなか積めないものだと思います。生まれて間もないインサイドセールス組織で、どのように価値を構築していくのか、どのようにチームの土台を強化するのかを考えながら働けるのが魅力です。


ウイングアーク1st株式会社の企業基本情報(2022年8月時点)

所在地 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
URL https://www.wingarc.com/index.html
設立年月 2004年3月
資本金 10億8,400万円(2022年2月末現在)
代表者 代表取締役 社長執行役員CEO田中 潤
従業員数 連結717人/単体623人(2022年2月末現在)
売上高 19,833百万円(国際会計基準、2022年2月期)
事業内容 帳票・文書管理事業、データエンパワーメント事業




【取材後記】マーキャリ・キャリアアドバイザーから見たウイングアーク1st


河村 芳行
マーキャリNEXT CAREERキャリアアドバイザー
株式会社エムエム総研:取締役

■Profile
2008年に法人マーケティングのパイオニア企業である株式会社エムエム総研に入社。インサイドセールスからデジタル領域まで多岐にわたり、マーケティング活動全般のプランニングを担当。外資系、国内大手IT企業に対して多くのプランニング実績を積む一方、ITproマーケティングなどセミナーにて登壇者としても講演。さらに2017年にはビジネス書籍『少人数チームからはじめる失敗しないBtoBマーケティングの組織としくみ』を同社経営陣と共に出版。BtoBの組織作りと仕組みを解説した同書は多くのマーケターに支持されている。

顧客のDXを支援する高レベルな
SaaS/メーカー営業を目指せる

1993年に前身となるシステム会社からスタートし、30年の歴史の中で一貫してデータに重きを置いていたウイングアーク1st。野口氏は「SIに留まるのではなく、汎用的にユーザーが使えるプロダクトを作ってきたところに大きな自負がある。そして、データ活用でどれだけ社会に大きく貢献できるかが重要だ」と語っていました。

同社は、さまざまな業種・企業規模・部門のクライアントに対してデータ活用を支援しているため、複数のプロダクトから自由に考えて提案ができる幅の広さが、営業職の志望理由としても多くあがっています。

実際の営業現場では、システムの知識だけでなく、実務で活用してもらうための導入手順や展開方法が肝になってきます。どのような導入メリットと応用方法があるのか、導入の際、どの部門と協力すればよいか、顧客の半歩先を意識して提案している同社の姿勢が企業に評価されています。業界やシステム、組織・部門などに詳しくならないと務まらない一方、同社での経験により、食いっぱぐれのない営業キャリアを構築することができるでしょう。

DX/BIという成長市場に行きたい、キャリアを意欲的に考えていきたいといった方には非常に魅力的な環境です。業界未経験の方も歓迎しています。ぜひご相談ください。




マーキャリ 編集部

執筆者

マーキャリ 編集部

Other Category

その他のカテゴリー

  • Skill
  • Interview
  • Career
  • Template
  • Knowledge
  • Others