BtoCからBtoB SaaSのセールスへ! カルチャーフィットと市場価値に焦点を当てた転職

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転職成功者インタビュー#03 フィールドセールス

BtoCからBtoB SaaSのセールスへ! カルチャーフィットと市場価値に焦点を当てた転職

今回インタビューしたのは、マーキャリNEXT CAREERを利用してBtoB SaaS企業のフィールドセールスへ転職した柳谷さん。初めてのSaaS企業への転職で「SaaS企業特有の用語がわからなかった」という状態から転職活動をスタートしました。今回、柳谷さんには、未経験から業界に入るために転職活動をどのように進めていったのか、マーキャリNEXT CAREERでキャリアアドバイザーを担当した河村が伺いました。

マーキャリは望んでいた「転職エージェントの形」

河村:転職成功おめでとうございます。早速ですが、はじめに柳谷さんが今回の転職でマーキャリNEXT CAREERを選んだ理由を教えてください。

柳谷:以前の転職で大手エージェントを利用した時は、あまりヒアリングしてもらえず、闇雲にたくさんの求人だけを渡された経験があります。それがトラウマでしたので、大手ではなくマーキャリで転職活動を進めることにしました。マーキャリでは、親身に転職活動を支えていただいたのが印象に残っています。

河村:転職の軸としてSaaSのベンチャー企業を選んだのはなぜですか?

柳谷:実は、転職にあたり最も大事だったのはカルチャーでしたが、一方で、自身のキャリアを見つめるにあたり、カルチャーややりたい事だけを考えられる歳ではなくなったとも感じていました。将来的に結婚もしたいですし、稼ぐためには自身の市場価値を高めなければいけません。

そう悩んでいる時、転職活動でも使っていたツールからヒントを得てSaaS業界に目をつけました。SaaSは便利ですし、使って損をすることも少ない。そのように顧客に価値を提供できることは、自分の理念である顧客志向に通じると思ったのです。

河村:私たちからのアドバイスや情報は役に立ちましたか?

柳谷:とても役立ちました。BtoBではBtoCと違って、エンタープライズ(Enterprise=大手企業)やSMB(Small and Medium Business=中堅・中小企業)、IS(インサイドセールスの略)のように、独特の呼び方がありますが、私はBtoB SaaS未経験のため特有の用語がよく分からなかったですし、SaaS業界や企業の特徴、どの企業であればマネジメントができるかなど自分で調べようにもキャッチアップできるものではありませんでした。SaaS企業に特化しているマーキャリだからこそ、いただける情報が満載でしたね。

また、私の軸が「カルチャーフィットするかどうか」だったために、そこまで具体的に企業を絞り切れていませんでしたが、マーキャリでは、私の外したくない条件をもとに10社ほどご紹介いただき、各社の特徴について細かく教えていただけたのがありがたかったです。新しい情報や発見があり、私の望んでいたエージェントの形でした。



選考における「カルチャーフィット」から学びがあった

河村:転職活動で苦労したことや、自分自身に対する気づきはありましたか?

柳谷:お見送り理由の多くがカルチャーフィットについてだったことですね。自分では合っていると思う企業でも、企業側から見て合っていないと判断されるのが辛かったです。ただ、カルチャーフィットで合否が決まるのは良いことだと思います。能力はあってもカルチャーフィットが微妙なまま入社したところで、きっと辞めたくなってしまいますから。

また、自分を過大評価する自身の性格にも気づいたので、内省する際は自信を一旦捨てて、できていない部分を探しにいく、そういった切り替えができるようになりました。

自分がセールス未経験者の道を作っているという実感

河村:SaaS企業に入社して間もない状況ではありますが、現段階で実感している成長や学びについて教えてください。

柳谷:既に成長は感じています。というのも、BtoC営業で結果を出していたためBtoBでも大丈夫だと思っていましたが、実際はそんなに簡単ではありませんでした。そのような中、日々インプットを重ねたこともあり、今月4件の受注をいただけることができました。

実は、今回BtoB営業も経理業界も未経験の人材を雇うのは初の試みだったようで、私が成功しなければ今後は経験者しかとらない話もあったそうです。しかし、私が結果を出してきているため「未経験採用も可能性がある」という話の流れになり、私が未経験者のための模範、マニュアルとなっているのを実感しています。

また、今のマネージャーが本当にすごい人で、私の視野の範疇を超えた考え方をされるのに驚きました。セールスはもちろん財務や経理の知識も深い方で、経営陣の仕事を学べるので視野が広がっています。

河村:未経験の人たちにとっては、勇気づけられる話ですね。柳谷さんから見て、未経験の人が評価されるためには何がポイントになりますか?

柳谷:たくさん質問をすることです。先輩方の実務を見て、自分から聞きにいかないと覚えることはできませんし、待っているだけだと教えてもらえず置いていかれるだけです。自分から聞きに行くほうが頑張っていると思ってもらえますし成長速度も速くなります。結果も出やすいですね。



プロダクトと共に自分も成長できる。それがSaaSの強み

河村:今後のキャリアのイメージはありますか。例えば3年後、どんな仕事をしていたいですか?

柳谷:今の組織でもっと付加価値を提供できる立場になりたいです。そのための選択肢の1つとして、マネジメントへのキャリアアップを考えています。今自分がしてもらっていることを、次入ってくる人たちに還元したいです。

河村:最後に、これからSaaSへの転職に挑戦したいと考えている人たちにアドバイスをお願いします。

柳谷:SaaS市場は現在群を抜いて伸びています。サブスクリプション型のサービスはますます増えていくでしょうし「大金を払ってモノを所有する」という考え方は古くなっていくでしょう。そんな時代に合わせてアップデートしていくプロダクトや組織と共に、自分も成長できることがSaaSの魅力だと思います。本当にいろいろなことを勉強できます。システムや仕組み、開発の大変さもわかって面白いので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

河村:ありがとうございます。柳谷さんは前職までに多くの成果を出していたので、SaaSでもすぐに活躍できるタイプだと思っていました。3年後はマネージャーになりたいと仰っていましたが、3年と言わず1年、1年半でマネジメントに転向できると思いますよ。これからの新たなキャリアと活躍を、マーキャリ一同期待しています。本日はありがとうございました!






マーキャリ 編集部

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