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インサイドセールスの研修・講座を紹介｜未経験から目指せるデジタルセールス・アカデミーとは？

マーキャリ編集部

投稿日: 2022.02.07

目次

インサイドセールス職に興味はあるけれど、「営業経験がない」、「デジタルツールに疎い」などの理由で行動に移せない方もいるのではないでしょうか。エムエム総研では、営業の基礎やインサイドセールス業務で必要となるスキルやリテラシーを学べるエムエムデジタルセールス・アカデミーを運営しています。ここでは講座の内容や特長について詳しくご紹介します。

1. デジタルセールスとは？

デジタルセールスとは、電話やメール、セールステックなどのデジタルツールを駆使し、デスクワーク型で営業プロセスを推進する職種のことを指します。

また、役割毎に分業しながら進める営業プロセスでもあります。デジタルセールスにおける営業プロセスは、これまで一人の営業が営業プロセスの全てを担っていたものを、業務の種別や役割で分業し、専門性を高めて業務を進めることで、営業効率を上げられるという最大のメリットがあります。

特に、オンライン上で問い合わせから申し込みまで完結しやすい商材とデジタルセールスはマッチしやすいことから、それらを取り扱うSaaS業界でのデジタルセールス導入が拡大しています。

2. インサイドセールスとは？

インサイドセールスは、デジタルセールスに含まれる職種の1つであり、電話やメール、Web会議システムなどを利用し、非対面で行う営業手法のことを指します。

通常の営業プロセスは、「見込み顧客の獲得」、「見込み顧客の育成や精査」、「商談や提案の実施」、「案件化」の4工程に分かれます。この中の「見込み顧客の育成や精査」を行うのがインサイドセールスの役割です。

インサイドセールスのミッションは、見込み顧客（リード）の育成や精査を通じて商談化を生み出し、フィールドセールスへ受注につながる案件を渡していくことです。そのためにインサイドセールスは、デジタルツールを活用した正確なリード精査を行い、見込み顧客に対し丁寧なヒアリングやコミュニケーションを行います。

3. インサイドセールスに従事するメリット

企業が募集する「インサイドセールス」職の求人数は増え、求職者が注目する職種になりつつあります。インサイドセールス職種に従事するメリットとはどのような点にあるのでしょうか。ここで整理していきます。

3-1. メリット（1）キャリア形成が図りやすい

インサイドセールス職に就くことのメリットに、未経験からでもキャリアを形成しやすいという点が挙げられます。

その理由は下記の2点です。
・必要な専門スキルが限定的であること
・他のデジタルセールス職と比較すると相対的に見て失敗が許容されやすい

インサイドセールスの主業務は、見込み顧客との会話です。会話スキルを向上させる必要がある点では、高度な技術が必要な仕事です。一方で、どのような技術を持てば向上できるかが比較的明確であるため、活動量を増やせば上達しやすいという点においては未経験者でもキャリアを上げやすいという特長があります。

また、担当する顧客は取り扱い顧客データのうち最も母数の多い未取引の顧客となるため、少数の商談案件や既存顧客案件よりは任せてもらいやすく、経験の少ない人でも実践しやすいです。

3-2. メリット（2）経験者が少なく希少価値の高い人材となり得る

コロナの影響を受け、インサイドセールス人材の雇用も拡大傾向にあります。

一方で、市場ではデジタルセールス領域の歴史がまだ浅く、インサイドセールス経験者はまだまだ少ない状況です。また、今後コロナが収束したとしても、デジタルセールス職の需要はさらに高まると予想されています。未経験者が多い今だからこそ、誰よりも先にインサイドセールスの経験を持ち、自身の価値を高めることが将来へのキャリア価値につながると言えます。

4. 誰でもインサイドセールス職を目指せる？

「未経験であってもインサイドセールス職が目指せる？」という問いについては、「簡単ではない」というのが現状の回答です。

インサイドセールス職を募集する企業の多くは、取り扱う商品とビジネスモデルの特徴からITやSaaS企業になります。それらの求人の最低要項に「法人営業経験が必須」と記載されていることが多く、営業経験がなければ挑戦すら困難という状況です。また経験があったとしても、デジタルセールスの知識やスキルが足りず、応募が難しいとなる場合もあります。

しかし「未経験だから」「スキルがないから」と諦める必要はありません。事前にデジタルセールスについて研修や講座を受けることで未経験であっても、その応募の壁を突破することが可能なケースもあります。次項では実際提供されている講座についてご紹介します。

5. エムエムデジタルセールス・アカデミー

エムエム総研では、デジタルセールスについて学習可能な「エムエムデジタルセールス・アカデミー」を2種類のコースに分けて提供しています。ここでは各コースの特長をご紹介していきます。

5-1. 法人営業未経験者コースの特長

「法人営業未経験者コース」では、営業未経験者の方でも、セールスに必要となる知識や実践の経験を得ることで、デジタルセールスにチャレンジできるよう支援を行っています。

約1カ月間に渡り、オンラインでデジタルセールスの知識やリテラシーなどの基礎から実務までを体系的に学べます。特に本コースでは、デジタルセールスの中でも未経験から最もチャレンジしやすい「インサイドセールス」に特化したスキルを学びます。卒業後、希望者はエムエム総研の正社員としてデジタルセールス職にチャレンジすることも可能です。

5-2. コース対象者

「法人営業未経験者コース」は、前職または現職が販売や接客業、などの営業の未経験者、また個人営業経験者の方などを対象としています。

実際に、下記のような異業種出身の方が本コースを受け、未経験からのキャリアチェンジを遂げています。

・対人接客や販売コミュニケーション経験者
・店舗営業経験者
・個人営業経験者
・飲食業経験者

5-3. カリキュラム内容

カリキュラムは1カ月で提供され、動画・eラーニングで効率的に基礎を自習で学びつつ、各週で定まっているテーマに沿って、Live講義、Liveセミナーを受ける形となります。

各週毎のテーマとカリキュラム詳細は下記です。

5-4. 法人営業未経験者コースのメリット

本コースを受けることのメリットは大きく分けて下記の3点です。

1.接客や販売などの経験を活かして新しいスキルを手に入れられる
2.未経験からでもデジタルセールス職としてのキャリアを歩み始められる
3.安定した仕事に就くことができ、その上でキャリアアップができる

インサイドセールスに必要なスキルは「聞く力」と「会話する力」です。異業種からのキャリアチェンジだとしても、接客や販売経験などで培った会話力を活かし、インサイドセールスとして活躍することは十分可能です。

また、企業のデジタルセールスに対する取り組みや人材の雇用ニーズは、今後さらに強まることが予想されます。中長期的に注目される職種であり、継続的に求人募集が出る可能性が高いという意味では、安定職種に就けると言っても良いでしょう。

5-5. 法人営業経験者コースの特長

「法人営業経験者コース」は、成長性の高いSaaSやIT関連企業の「デジタルセールス職」への転職を支援することを目的としています。

本コースの期間は3カ月、未経験者コース同様にオンラインで基礎と実践の両方を習得します。デジタルセールスのベースとなる分業型組織構造についてや、顧客分析に必要なマーケティングフレームワークのスキルなど、豊富なカリキュラムを受講し基礎や実践力を身につけることができます。

また、働きながら受講できるよう設計されているため、現職を続けつつ、最短距離でキャリアアップが可能です。専門的なキャリアアドバイザーによる支援も受講後に受けられるので、アカデミーの入学から転職まで包括的にサポートしてもらえる点が特長です。

5-6. コース対象者

コースの対象は、法人営業の経験者です。営業を経験しているものの、SaaS業界やIT業界については未経験である方、無形商材を取り扱ったことが無い方、などが対象です。

5-7. カリキュラム内容

週1回（平日）約1.5時間のペースで約2カ月間講義を受けます。50を超えるE-learningコンテンツが用意されており、いつでもアクセスして学べるため、複数、予習などを自由に行い学びを深められる工夫が施されています。

オンラインで50以上の豊富なカリキュラムを受講しながら、下記のLive講義で課題を発表していきます。

セールスマーケティング
マーケティングフレームワーク
ソリューションセールス
デジタルセールス業務理解編
デジタルセールス業務応用編
KPIと仮説設計応用
企業への最終発表

5-8. 法人営業経験者コースのメリット

メリットは、大きく分けて3つです。

1.デジタルセールスに必要な力を実践授業で身につけられる
2.現職を続けながら受講しやすい
3.転職保証のキャリアアッププログラムが付属されている

本コースは、ワークや課題などを中心とした、実践的に知見を学べる研修設計がなされています。SaaSやITベンチャー企業が求める知見を事前に知り、実践経験を積むことで、求職候補者としてのアドバンテージを得られる点は大きなメリットと言えます。また、現職で働きながら受講できるコース設計であることも嬉しい点です。