【新企画】
マーキャリの新機能キャリアアーカイブβ版リリースに伴い、マーキャリの運営元であるエムエム総研の社員に今までのビジネスキャリアや日々の業務内容、学生時代のことまで赤裸々に語って頂くインタビュー記事となっております。インタビュー対象者の職種は全部で11職種、創業以来30年、BtoBマーケティング支援事業を続けてきた企業の実際に現場で働いている方たちの生の声をお届けしたいと思います。【キャリアアーカイブとは】
社会人のキャリアの集合体としてWikipediaなどフリー辞典のように誰でも登録せずに閲覧することが出来るこれまでにないキャリアデザイン及びセルフブランディング特化型プラットフォームです。⇒キャリアアーカイブを閲覧するにはこちらをクリック
【今回のインタビュイー】
コンテンツマーケター/森田 旭洋さん⇒森田 旭洋さんのバイオグラフィはこちらをクリック
新規事業開発を行うメディアプラットフォーム事業部で、マーキャリのメディア運営と各種サービスのプロモーションに携わっています。具体的にはこのマーキャリの記事やダウンロード資料などのコンテンツ作成、Web広告やメール配信などの施策で集客を行っているのがメインですね。
――記事はどのように作っているのでしょうか?
オリジナル記事に関しては、メディアの各メンバーが書いています。「【未経験者必見】新卒社員がWebディレクターなってみた」は新卒の川崎さん、「マーケター冨沢」は冨沢君が書いています。あとは外部のライターさんに協力いただくことも多くありますね。
――業務の中で意識して改善、向上しようとしていることはありますか?
メディアを成長させることがミッションですので、PV向上や直帰率の改善を行ってきました。これからもそこは変わらないです。今後は新しい指標でも分析していかないといけないと思っています。
――いまの業務でやりがいを感じるのはどんな時でしょうか。
そうですね。施策が想定したように結果が出たときにやりがいを感じますね。チームで企画を立てて、これはハネるだろうかと話して進める機会が多いので。 逆に、全く結果が出ないこともありますが、そういった経験も無駄にはならず、失敗した経験を次につなげられるのもプロモーションやマーケティングの面白いところなのかもしれません。
――現在の業務で1番大変だと思うことを教えてください。
新規事業の開発、要はスタートアップなので、自分の役割にこだわりすぎるのもよくないですし、逆に広げてしまうとキリがないです。その中で臨機応変に対応しないといけないのは大変ですね。そのような環境は初めてだったので、慣れるまで時間かかりますし、慣れたとしてもどんどん事業のフェーズが変わって合わせていく必要がありますね。
――今までのビジネスキャリアについて教えてください。
20代はアルバイトしながらいろんな学校に通ってまいした。音楽学校とか公務員講座とか。最終的にはWeb系のスクールに通ってコーディングの勉強をしてから医療系のWeb制作会社に入社したのがキャリアのスタートです。そこはあまり環境があわず短期間でした。次にSPツールの制作やブランディング支援を行っている企業にコーダーとして入社しました。そこでは最初、クライアントのサイトの更新業務が多かったのですが、ちょうどその頃から、オウンドメディアとかコンテンツマーケティングとかが普及しはじめていたので、記事制作やホワイトペーパーのディレクションも担当することになったり、自社のメディアで自分で記事も書き始めたりしました。その方向性で、もっと活躍できる場所を探してエムエム総研に入社しました。
――コンテンツの制作に興味を持ったきっかけは何でしょうか?
自分の中で、スムーズに違和感なくできた仕事が、文字を扱うことだったのがきっかけですかね。デザインやコーディングより素養があったというか。
――コンテンツ制作のノウハウはどのように得られたのでしょうか。
基本的なところは独学です。本を読んだり、セミナーに行ったり。あとは前職ではIT系ライターの人や編集系のキャリアの人、校正者も社内にいたので、その中でOJT的に学んできました。いまでも、編集や日本語については、まだまだ興味もあるし足りてもいないので、勉強しています。
――仕事で一番大切にしていることは何でしょうか?
意識しているのは、周りの意見をいきなり否定しないことと、まずは試してみるとかやってみることですね。自分の中にない意見を誰かにもらったときに「もしかしたら、そっちの方が良いかも」と考える機会があった方が建設的だなと思います。
あと、まず試してみるっていうのは、仕事って「これ、どうしたら良いかわからないな」と思っていることでも、少し進めばできることって多いと思うんですよね。
――学生時代はどんな思い出がありますか?
学生時代は、音楽サークルのバンドでほとんどの時間を使っていましたが、そんな中でたまに日雇いのアルバイトもやっていました。
鳶職とか解体屋の人とかの現場に行くのでめちゃくちゃハードで、しかも怒鳴られるので、肉体労働系は絶対無理だなと思いました。
他にもいろいろやりましたね。建築現場でひたすら掃除だけしたり、朝までスコップでガレキを拾ったり、劇団四季の舞台装置を夜通し運んだり、葬式会場のテントを作ったり、佐川の仕分けをしたり、電球ひねってひたすらチェックするとか、兄の紹介でそういった仕事をしていたのですが、途中からガストのキッチンで働いた時は楽だなぁと思っていました。
今思い返すと、一番時間があった時なので、もっと本を読んでおけばよかったなと思います。
――当時流行っていたものやそれに対してはどう思っていましたか?
学生の頃に、何が流行っていたのかあまり覚えていないですね。音楽も昔の洋楽を聞くことが多くて、テレビもあまり見ていなかったというのもあるかもしれないです。
――Webスクールへ通って未経験からWeb職種、メディア運営とキャリアアップされていますが、ある程度予想どおりでしょうか?
スクールに通っていた時にはイメージしていなかったですね。Webの学校に行っていた友人も、いまは全く違う仕事をしていたりしますから。前職では結構幅広い仕事をしていたので、その経験は活きていますね。最初はコーディングの実務を行っていましたが、次第に記事作成やホワイトペーパーの作成、自社のメディア立ち上げやメールマガジン配信をしたり、最後は自社のマーケティングを始めるところまで、幅が広かったです。
また途中からはBtoBマーケティング会社の案件をやったことで、現職につながったかなとも思います。今は新規事業のチームで、メディア運営やプロモーションを担当しているので、クライアントワークとは、スピード感が全く違うので、面白いです。ただ、新規事業なので、既存サービスを売ることとは全く違うんだと日々痛感していますね。
――いままで達成したことについてですが、事前に記事制作を年間600本と伺っていますが、どのような内容だったのでしょうか?
具体的な内容を説明すると、制作期間3ヶ月で300本のコラム制作を年に2回行ったのですが、単純に本数が多いのでそのスケジュールやクオリティの管理はもちろん簡単ではなかったです。もともと紙系に強い制作会社だったので、そこまでの案件は初めてでした。
記事作成系の案件だと外部のライターさんとのやりとりも多かったですが、その中で、要検定義であったりとか求める品質をライターさんと共通にすることに苦労しました。先ほどもお話ししましたが、コーディングやデザインとかより、ライティングの方がスムーズというか、どちらかというと得意なことに、ここで気づけたのは大きかったです。
――森田さん、お忙しい中ありがとうございました!