• 2020/07/16
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物流職から求人広告代理店の営業マンへ。理想の自分を追い求めて【キャリアチェンジ体験記】

  • マーキャリ会員  
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【キャリアチェンジ体験記とは】
働き方改革が施行されたことにより、会社の体制や制度が変わったなんて人も多いと思います。企業も個人も今まで以上にビジネスマンのキャリア展望に目が向けられている中、マーキャリ会員によるキャリアチェンジに伴った体験談をシリーズものとして連載していくのが本企画です。

今まさに自身の今後のビジネスライフに向けて働き方を変える動きをしている方もまだキャリアプランが漠然としている方も参考になる内容になっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事投稿者:福谷凌さん
⇒福谷凌さんのバイオグラフィはこちらをクリック

自己紹介

はじめまして。関西地方在住の福谷 凌と申します。
社会人3年目、現在24歳です。
私のキャリアチェンジはかなり早く、新卒で入社した専門商社の物流職を1年目の2月に辞め、現在の会社に転職。求人広告代理店の営業マンとして働いています。

今回は、なぜ1年目で物流から営業へキャリアチェンジしたのか、またそれによって得た経験をご紹介します。異業種への転職や、第二新卒と呼ばれる世代で転職を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

キャリアチェンジまでの流れ

大阪の4年制大学を卒業後、新卒で繊維系の専門商社へ入社しました。入社を決めたきっかけは、業界ナンバーワンのシェアを誇っていたこと。自分のやりたいことへの挑戦がしやすい企業風土やそれに対するフィードバックなどを通して、会社がシェアナンバーワンに登り詰める過程で培ってきたノウハウを吸収でき、自身の成長に繋がると思ったからです。

それから約10カ月半、物流部の社員として大手顧客への出荷担当をしていましたが、会社の方針と私の希望が合わず、さらなるスキルアップを目指すことを理由にキャリアチェンジを決意しました。

なりたい自分に近づくためのキャリアチェンジ

大学4年生時の就職活動では、希望職種を営業職に絞っていました。
実は、私はあまり人と話すことが得意ではありません。俗に言う「コミュ障」なタイプです。これを克服するには、強制的に人と話す環境に身を置き、とにかく場数を踏むことしか方法はないと考えていたからです。
多くの人と話すといっても、自分の交友関係の中だけでは限界があります。営業の仕事をすることで、ビジネスという形で人と話す環境を作ることができるということと、それによる結果が分かりやすく数字に反映されるということから、営業職を希望していました。

当然、新卒で入社することになる会社の面接でも、営業として働きたい旨をしっかりと伝えていました。ですが、配属は私を含め新卒社員全員が物流部。当初は不満を抱えていましたが、そこで腐ることなく、物流部で経験を積み信頼を勝ち取れば営業部へ行くことができると信じ働いていました。

1年目から大手顧客を担当するなど多くの貴重な経験をさせていただきましたが、自分が磨きたいスキルはここでは磨くことができないと感じていました。顧客からの発注を待ち、それに応じた出荷業務を行うという受け身の仕事であり、ビジネスの話をすることはありません。自分で数字を作ることがなく、どれだけ多くの出荷をしてもインセンティブなどは出ない中で、「自分は何によって評価されているのか、どう成長していけるのか」という疑問がずっとあったのです。関わる人たちも社内の人と限られた業者の方のみ。多くの人と話をする機会は当然多くありません。
結局、1年目では営業部への異動は会社方針により叶わず。

「何年もこのまま働いて、なりたい自分になるチャンスを逃すのか」

「いつ営業部に行けるか分からないところで働くよりも、今の自分を営業として迎え入れてくれるところがあるのなら、そこで働きたい」

という思いから、転職を決意。

元々文章を書くことが好きだったこともあり、営業活動に加えて原稿を自分で書くことができる求人広告代理店の選考を2社受けました。
その中で、おそらくずっと忘れることのないエピソードがあります。

ある会社の最終選考で社長と面接をしているとき、社長直々に「以前の選考で受けてもらった適性検査の結果を見ると、君は営業に向いていないと思うよ」と言われました(笑)。適性検査をパスして最終面接に呼んでいただいた理由は未だ不明ですが、向いていないことは自分でも分かっていたので、そんな自分を変えたいこと、営業という仕事で自分はこんな風に成長したいんだという気持ちをはっきり伝えました。
結果、その会社に営業として採用していただき、今も働いています。

環境が人をつくる

新人営業マンはまだ自分の担当顧客を持っていませんから、まずは自分のお客様になってくれる方を探します。つまりは新規開拓営業です。
来る日も来る日も飛び込み営業と電話営業をして、断られる日々。本当に辛く大変でした。

断られるのが当たり前な飛び込み営業だとしても、やはり鬱陶しそうな対応をされたり、無下にあしらわれたりするのは心にきます。先述の通り、そもそも初対面の人と話すのが苦手な上に当たりの強い対応をされると、仕事なのに何か悪いことをしているような気がして、何度も足が止まりそうになりました。実際に止まってしまっていたこともあります。目標の訪問件数を達成できない日々が続き、「営業に向いていないのは分かっていたけど、やっぱり無理なのか」というマイナス思考から、常にネガティブな状態になっていました。

ですが、”環境が人をつくる”とはよく言ったもので、毎日続けているとだんだんと思考が変わってきて、「断られることは格好悪いことじゃない。それを怖がって行動できないことが格好悪いんだ」と考えることができるようになりました。
苦手なことに立ち向かうのはすごく勇気と体力が必要で、今でも負けそうになります。負けそうな中でも、今できる全力で行動するのが大事だと思います。

また、私はなかなかの負けず嫌いを自負していて(周囲にはあまりそう思われないのですが)、やる以上は勝ちたいと常に思っています。
周りには結果を残し続けるバリバリの営業マンたちが大勢いますが、その人たちに負けたくないと常に思っています。
行動しても勝てない時はありますが、行動できなかった時は必ず負けます。行動せずに負けた時の自己嫌悪を味わいたくないという気持ちが本当に強いです。

とにかく行動すること。今の僕が心掛けていることのひとつです。

苦手なことでも、結果を出すことができる

飛び込み営業による新規開拓の壁にぶつかっていた私ですが、負けん気でなんとか乗り切り、新規受注件数の目標を達成することができました。
また、先輩から引き継ぐ形で今までより多くの顧客を担当するようになってからは、個人の売上目標も達成。
たとえ苦手だったり向いていないとしても、努力によって結果は出せるんだと実感しました。

今の目標は、波のないように継続して結果を残し続けることです。「先月は良かったけど、今月はダメ」では、まだまだ甘いと思っています。

無駄な経験はない

前に働いていた会社の物流部では、顧客の発注が出荷日の朝に届くことがほとんど。ですから、前もって発注を予測して在庫管理をし、万全の準備をしておくことや、当日にタイムロスの無いように段取りを組んで効率よく作業を進めることが重要になってきます。

現在の仕事でも、商談やヒアリングに向けての前準備や、その日の営業活動を効率よく行うための段取りは非常に重要です。この2点は、前の職場で得た経験が非常に活きているなと感じています。

若さはチャンス。迷いがあるならすぐに動くべき

入社1年目、「辞めるのはまだ早い」と周りの人たちから言われることも多くありましたが、あの時にキャリアチェンジを決意して本当に良かったです。

1年経たずに転職することについて、それがどう受け取られるのか、無事に転職先が見つかるのかどうかという不安があったのは確かです。
しかし、結論から言うとそれは杞憂に終わりました。

昨今の人手不足による売り手市場により、第二新卒と呼ばれる社会人3年目までの若年層を求める企業は多いと思います。
少なからず社会経験があり最低限のマナーは身についている、仕事の進め方などについて前の会社の企業風土の影響が少ないなどの理由が挙げられます。
ですから、もし今の環境に満足していないのであれば、すぐに動いてみましょう。

私が重要視したのは「なんのために仕事をするのか」を考え、はっきりさせることです。会社のためなのか?自分のためなのか?
考えた結果、私は自分のために働きたいという結論に達しました。仕事を通して、自己実現をしたいと思っています。
社会に出て3年目、転職して2年目のローキャリアで実績のない未熟者ですが、このキャリアチェンジを通して、なりたい自分に少しは近づいたと感じています。

自分のことをよく知り、自分がどうあるべきかを考え、それを実現できる環境を求めてすぐに動く。
この行動フローが何より大切だと学びました。

この経験が、より多くの方のキャリアチェンジの後押しになれたならば、こんなに嬉しいことはありません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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